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スティッチ(Sticht oder nicht)

取ったらダメだけど、取らなければダメ 毎ラウンドルールの変わるトリックテイキングというのは『ニエット』や『ピサ』や『UFOs』などいろいろあるが、どれも面白い。このゲームでルールを決めるのはプレイヤー1人1人。だが、各自が手札の都合で好きなように決めた結果、選んだ本人も含めて皆が苦しむことになる。 …

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スクウェア4(Square 4)

目が回る〜 トイザらスのオリジナルボードゲーム。999円という破格の安さなのに、箱がハバ社のビッグサイズくらいあって驚いた。組み立てると写真のようになる。 電池は入っていないので、単三電池を持ち込んだが、セットしようとしてネジがあるのに気づいた。というわけでドライバーを持ってきてセット完了。 遊び方…

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サイコロモグラの王様(König der Mauwürfel)

一番進むのはどれでしょう? 4面、6面、8面、12面のダイスを転がしてゴールを競うアクションレースゲーム。作者のブルクハルトの変態ぶりよりも、発売を決定したツォッホ社の勇気に拍手を贈りたい(日本に入らないまま絶版になってしまったけれど)。 数字の書かれた帽子と、傾斜の違う坂と、面数の違うダイスと、大…

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スナップショット(Snap Shot)

最後の詰めで大逆転 R.ドーンのアクションゲームということで注目していた作品。おはじきならではのハプニングと、障害物による足の引っ張り合いが楽しい。 ゲームの目標は、8枚のカードに指示されたミッション(ほかの色のコマに当てる、ボード上の模様に止まる)を達成し、かつ角にある宝石を2個ずつ集めてスタート…

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スクリプト(Skript)

単語をつづりと意味の両方から推理 ほかのプレイヤーが考えた単語を、ヒントをもとに当てるワードゲーム。1982年のドイツ年間ゲーム大賞で美術賞を受賞したが、美しいイラストなどはなく、辞書をコラージュした前衛的なデザインである。 予め文字数を決めておき、各プレイヤーはその文字数で好きな単語を1つ考える。…

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スティッキー(Zitternix)

子供は度胸があるね 最も小さい子供から遊べるゲーム。赤青黄の色と名前が一致していればOKで、メーカー表示とは別に3歳くらいから遊べる(愛子さまはきちんと6歳のときに遊ばれたようだ。TGW「皇太子御一家『スティッキー』を遊ぶ」)。NPOのゆうもあが推薦する「ゆうゲームズ」でも、『カヤナック』や『テディ…

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人生ゲーム(The Game of Life)

ぢつと手を見る 考えてみるとすごい邦題である。「人生をテーマにしたゲーム」というよりは、「人生とは全てゲームである」というメッセージを主張するかのようだ。 日本ではボードゲームの代名詞としてすっかりおなじみの人生ゲーム。最初は1860年にアメリカで作られ、それから100周年記念で現在の形にリメイク。…

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スルー・ジ・エイジ(Through the Ages)

ボードゲーム史のブレイクスルー このところずっと気になっていたゲームだった。チェコ人ゲームデザイナー、フヴァキルの最初の作品にして名声を一気に高めた作品。国際ゲーマーズ賞の大賞に輝き、ドイツゲーム賞こそ8位止まりだったものの、先日ポーランド年間ゲーム大賞にも選ばれた。香港のウォーゲームズクラブから中…

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三頭政治の終焉(Das Ende des Triumvirats)

カエサルを帰さぬ 西暦前60年、元老院と対立したポンペイウスがカエサル・クラッススと密約し、実力による支配を強行。ポンペイウスはヘレニズム地域を、クラッススはエジプトを除くアフリカ北岸を、カエサルは未平定のガリアを担当し勢力圏とした。前53年カエサルの台頭を危険視したポンペイウスが、元老院と妥協、結…

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倉庫の街(Speicherstadt)

お金なくてクラクラ ゲーム内容はこちら。いかにもドイツゲームらしい、骨太でシンプルなリソースマネージメントゲームであるが、実際に遊んでみたら印象はかなり違って、リソースよりお金に終始苦しめられるカツカツなゲームだった。シャハトかと思ったくらい。 ゲーム開始時のお金は5金。このお金でカードを買うわけだ…