カテゴリー: さ行
シュリンプ(Shrimp)
マヨネーズ、ブヒー! フランスのゲームデザイナー、R.フラガが得意なパターン認識ゲーム。順番にカードをめくって、条件が揃ったと思ったら素早くマヨネーズを押す。 カードにはエビがさまざまなパターンで描かれている。数は1~3匹、大きさは大中小、色は赤緑紫、出身国は日仏米と、それぞれ3種類ある。各自山札を…
シェフ・カッコウ!(Chef Cuckoo!)
うま・・・ずそう 先日紹介した『トリガー』と同じ、フランス系のパーティーゲームを出版しているブルーオレンジゲームズ(アメリカ)の丸い缶入りゲーム。作者は『サンドイッチ』と同じレンボーで、内容も似通っているが、親が気に入ったものを選ぶというところに焦点を当ててもっとシンプルにしている。 ブルーオレンジ…
すばやいパイロット(Flinke Flieger)
全力疾走! ラベンスバーガーの「シュピール・アクティーフ」シリーズは、キッズ向けのアクションゲームで今年3タイトルがリリースされた。年齢の上限が設定されているが、これは精神年齢だと思うので問題なく遊べる(おい)。 その3タイトルの中で、日本にもファンが多いギュンター・バースがデザインした作品がこれだ…
最後の晩餐(Das letzte Bankett)
暗殺者は誰だ? 昨年の震災以降、8人くらいで遊ぶ多人数ゲームが自宅ゲーム会の流行となっているが、このゲームはなかなか出番がなかった。プレイ人数は6~25人となっているが、基本ルールは11人以上で、6~10人は1人2役を担当するバリアントルールなのである。比較的多人数を必要とする『人狼』ですら、こんな…
絶叫!おばけ屋敷ゲーム(Scream! Haunted House Game)
スマートフォンで笑い++ 夏といえば幽霊やおばけの季節だ。怖いもの見たさは子供の性である。夜、トイレに行けなくなるのが分かっているのに、幽霊やおばけの本を手に取ったり、テレビ番組を見たりしてしまう。本当にいるのかしら? そんな子供の怖いもの見たさを刺激する、あのおばけ屋敷ゲームが今夏帰ってきた。しか…
宝探しアドベンチャー TORE! 魔宮攻略GAME
「鉄球の試練」難しすぎ 日本テレビ系の番組『宝探しアドベンチャー 謎解きバトルTORE!』はうちの子供もときどき見ている。前身となった『密室謎解きバラエティー 脱出ゲームDERO!』は、部屋に水がだんだん溜まっていくシーンが息苦しくて見ていられなかったが、今度はピラミッドの中という設定で、インディー…
心臓発作ゲーム(Infarkt)
体に気をつけて!じゃないと死ぬよ 今や誰でも気をつけなければいけない生活習慣病。喫煙、糖尿病、高血圧、メタボリック症候群、高コレステロール血症……40歳くらいになると、健康診断で「要注意」が出ない人のほうが珍しくなる。知り合いと会って健康の話だなんて、年寄りのすることだろうと思っていたが、40代どこ…
サンチアゴ(Santiago)
水の切れ目が縁の切れ目 サンチアゴという地名は聖(セイント)ヤコブから来ていて、パナマ、ブラジル、ドミニカ、キューブ、メキシカ、ブラジル、コロンビア、アルゼンチン、スペイン、ポルトガルなど各地にある。ほとんどが中南米に集中する。 このゲームの舞台となっているのは、多数のサンチアゴから少し離れたサンチ…
シュナップス(Schnapp’s)
時計はどれも12時半だった この頃とみに私が注目しているデザイナーが、イタリア人のC.A.ロッシである。『アルケミスト』と『いかだ動物園』が同じ作者であると知ったとき、急に興味が湧いてきた。いずれもいったんは手放していたが、あちこち探して海外から買い直した。『大勝負』も入手。このように、プレイ後何年…
スペキュレーション(Spekulation)
思惑で乱高下 先日『ダービー』を紹介したディルク・ヘンの個人出版社デーベーシュピーレは、1992年のデビュー時に3タイトルを発表した。そのうち『アルカポネ』が後に『シュティムト・ゾー』を経て大賞作『アルハンブラ』になる。リメイクされていない残りの2タイトルのうち、1タイトルがこの『スペキュレーション…