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カルカソンヌ:ドイツの城(Carcassonne: Burgen in Deutschland)

お城の周りは賑やか カルカソンヌのミニ拡張セット。実在の城をモチーフにした6枚のダブルタイルが入っており、各プレイヤーは1枚ずつ(2,3人プレイでは2枚ずつ)もつ。自分の番にタイルを引く代わりに、このダブルタイルを置くことができる。 置き方のルールは、ほかのダブルタイルと角でも接しないこと。つまりお…

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クレイジーワード(Krazy Wordz)

語感で通じ合う ランダムに配られた文字を組み合わせて、お題を表現するワードゲーム。語感を操作することで生まれるインパクトを楽しめる。ドイツ年間ゲーム大賞推薦作品。 まず、各プレイヤーにお題カードが配られる。「インドネシア語で『米』」「フランスワインの銘柄」「AV女優の芸名」など、内容はアダルト向け。…

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コードネーム:ディープアンダーカバー(Codenames: Deep Undercover)

ヒントも過激にならざるを得ず 今年のドイツ年間ゲーム大賞に輝いたチーム戦連想ゲーム『コードネーム』(TGiWレビュー)のアダルト版。『テレストレーション』のアダルト版である『テレストレーション:アフターダーク』(TGiWレビュー)と並んで、昼夜とゲームを変えて全く別な雰囲気で遊べる作品である。プレイ…

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カステリーナの宝物(Der Schaz von Castellina)

視覚と触覚がずれる件 目視で憶えた自分の宝を、手探りで拾い出す記憶&感覚ゲーム。デザイナーのロッシ(イタリア)は『いかだ動物園(Zoowaboo)』『箱の中へ(Ab in die Tonne)』など、独特の感覚的ボードゲームを制作することで知られる。 ボードを組み立てると、大きな衝立の下にお城の入口…

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ケララ:象の道(Kerala: Der Weg der Elefanten)

色を揃える象祭り 同じ色のタイルをできるだけつなげるパズルチックなタイル配置ゲーム。今年のオーストリアゲーム大賞に選ばれている。色を揃えるのがだんだん苦しくなっていく中で、ひらめきと先読みで高得点を狙う。ケララはインド南部の州で、ヒンドゥー寺院に装飾した象を集めて女神を讃えるお祭りが開かれる。 各プ…

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カルバ(Karuba)

同じタイルのはずなのに 全員、同じタイルを並べてジャングルを抜け、神殿をいち早く目指すタイル配置ゲーム。ドイツ人デザイナー・R.ドーンが、キッズ向けの出版社・ハバ社から発表した作品で、ドイツ年間ゲーム大賞2016にノミネートされた。ハバ社は昨年からファミリーゲームに進出しており、近年周辺ヨーロッパ諸…

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監査しますぞえ?(Inspect Masuzoe?)

しどろもどろの釈明会見 知事となり、「クレヨンしんちゃんのコミックス」「シルクの中国服」「温泉旅館の宿泊費」など、いわゆる「違法でないが不適切」なものを政務活動費で落としたことを納得してもらうプレゼンゲーム。 2枚のカードが配られ、1枚ずつめくって、それがどうして政務活動費から支出しなければならなか…

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外人ダッシュ!!(Gaijin Dash!!)

「よし、いったか?!」「あー、ダメだった!」 渋谷のスクランブル交差点は、実は外国人に人気の観光スポットだ。一度に3000人が渡る様子が珍しがられ、交差点をバックにして自撮り写真を撮る人も。その中で、赤信号でもかまわず渡ろうとする外国人をテーマにしたゲームが『外人ダッシュ!!』である。動体視力を駆使…

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カウンシル・オブ・フォー(Council of Four)

4枚揃わなければ首すげ替え 各地域を牛耳る4人の評議員を買収して、商店を作っていくボードゲーム。『ツォルキン』『マルコポーロの旅路』で一躍注目を浴びているイタリア人コンビの作品で、出版社もイタリア。特殊能力テキストもなく、ルールが比較的短い作品ながら、戦術性が高く、どれが一番得点に結びつくかの的確な…

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擬音フェスティバル(Gion Festival)

音響イメージ学 山札からランダムに生成される擬音に、何の音か考えて発表するゲーム。するめデイズがゲームマーケット2015秋で発表した3タイトルのひとつ。そう言われればそう思えてくるから不思議だ。 ダイスを振って出た目の数だけ手札からカードを出す。「ゴ」「ニ」「パ」「リ」「-」こうしてできた擬音が今回…