カテゴリー: か行
キーフラワー(Keyflower)
取られたー! 使われたー! 土地タイルを競り落として、自分の村を豊かに発展させるゲーム。イギリスのR&Dゲームズによるキーシリーズ(キーマーケット、キーハーベスト)の最新作で、エッセン・シュピールの人気投票「スカウトアクション」で1位となった。タイルの効果のコンボをあれこれ考えるのが楽しい。…
ギザ・偉大なピラミッド(Giza: The Great Pyramid)
建設現場が遠かった ギザは、クフ王など三大ピラミッドがそびえ立つ最も有名な地域である。ファラオの命令により、ここで労働者をうまく配分してピラミッド建設に貢献し、名声を競う。出版社もデザイナーもアメリカだが、カードが一切なく、得点はエリアマジョリティというドイツゲーム風の作りである。ピラミッドのパーツ…
カリマンボー(Kalimambo)
踏んだり蹴られたり テーマに惹かれ、遊ばせてもらって気に入り、購入に至った作品。以前はこのパターンが結構多かったが、残念ながら購入したのに結局遊ぶ機会に恵まれない。そのため今では「遊んだゲームは買わない」というモットーになっているのだが、たまにその原則を崩す作品に出会えることがある。遊んだ上で購入ま…
キャメロットを覆う影カードゲーム(Shadows over Camelot: The Card Game)
うろ覚えクエスト 『アーサー王と円卓の騎士』をテーマにしたフランスの協力ボードゲーム『キャメロットを覆う影』(2005年)のカードゲーム版が、今年リリースされた。手軽な記憶ゲームで、プレイ時間は20分くらい。それでいて協力も裏切りもある。ひとりではとても覚えきれない量が、手分けすることで対処できるよ…
巨竜の歯みがき(Dragons’ Teeth Brushing)
恐る恐る・・・噛まれた! リニューアルオープン後ますます独自色を強めるボードゲーム専門店・ドロッセルマイヤーズ(東京・中野ブロードウェイ)が、先月のゲームマーケット直前にオリジナルカードゲームのリリースを発表した。同店が毎月開催しているワークショップで、参加者がみんなで作り上げたものだという。渡辺店…
暗闇の大広間(Finstere Flure)
機械的に追いかけてくる怖さ 一定のルールに従って追いかけてくるモンスターから逃れてダンジョンを脱出するパズルゲーム。血痕があちこちにあるボードはパニックを助長させる。 モンスターは組み立て式でいくつか替えパーツがあり、フランケンシュタインや目玉親父、その混合など好きなものを作ることができる。手をにょ…
クロマニョン(Cro-Magnon)
意思疎通の進化 南フランスで発掘されたホモ・サピエンス、クロマニョン人は、約4万〜1万年前に生活しており、ラスコーなどの洞窟壁画を残している。コミュニケーションを進化させてゴールを目指すゲーム。4年前にコスモス社から発売されたが、言語依存の高さもあって国内では一般発売していない。7人以上では2人1チ…
クロスシティー(Cross City)
西部の街の何やかや 十字に通りが走る西部の街クロスシティーを舞台に、街一番のお金持ちになるゲーム。ルールブックが34ページにわたり、そこには西部の街での生活の仕方が事細かに記載されている。ゲームの基本システムは『モノポリー』と同じだが、決闘や砂金掘りや強盗など、西部らしい仕掛けがあちこちにある。 手…
『荒野の1ドルペンギン』日本語版、本日発売
アークライトは本日、動物サイコロを振ってお金を稼ぐダイスゲーム『荒野の1ドルペンギン(A Fistful of Penguins)』を発売した。J.フランクリン作、1〜6人用、8歳以上、15〜60分、2730円。 コンポーネントの美しさに定評があるワッツァルポーグ社(アメリカ)が昨秋発売した作品。ゲ…
K2(K2)
命の限り山へ 1920年台にエベレストを目指したイギリスの登山家G.マロリー。なぜエベレストを目指すのか聞かれて「そこに山があるからだ(Because it is there)」と答えた逸話は有名である。 世界最高峰のエベレスト(8848m)より200mほど低いが、世界一登るのが難しく、4人に1人は…