カテゴリー: は行
ファクトリーマネージャー(Funkenschlag – Fabrikmanager)
工場イノベーション 名作として名高い『電力会社』をテーマにした同じ作者のボードゲーム。舞台は電力会社の一工場(太陽光発電パネルを作っているみたい)で、労働者・エネルギーのコストを抑えて効率のよい生産ができるようにイノベーションを進める。 はじめに労働者で手番順の競りをする。手番が早ければ先に工場機械…
ポリスアラーム(Polizai-Alarm!)
追い詰められる泥棒の焦り 警察はできるだけ早く泥棒を見つけ、泥棒は捕まる前にできるだけたくさん金庫を破るスピード勝負のエキサイティングなゲーム。今年のドイツ年間キッズゲーム大賞推薦リスト。サイレンを鳴らす電子部品が入っているせいか、一般流通が遅れ、最近ようやく手に入るようになった。待ちきれずエッセン…
ボードゲームギークゲーム(The BoardGameGeek Game)
間違って2つ買っちゃった! 実在のメーカーとなって自社製品を買ってもらうと共に、他社製品をコレクションするという、ボードゲーム好きにはたまらないゲーム。ネタゲームかと思ったら、作者はR&Dゲームズのブリーズで、ダイスを使うのにすごく考えさせるゲームになっている。 まず自社製品をお店に並べる…
ブタ騒動(Schweine Bammel)
雄ブタ凶悪! 数字に合うカードを出して手札をいち早くなくすゲーム。ウノ系だが、ウノにはないひねりがある。 カードは1〜10があり、色は分かれていない。前の人と同じ数字を出すか、2枚のカードの数字を足すか引くかして前の人と同じ数字になるように出す。手札は少ないほうがいいから、2枚出せるよう、足し算引き…
ペンギンすべり(Pinguin-Rutsch)
はじいてすべってドボン ペンギンをはじいて水際ぎりぎりまですべらせるアクションゲーム。ドイツ語で売られているが会社は香港だった。近くの本屋から買ってきたのを早速遊ぶ。 ペンギンは下に金属のボールが入っており、上手にはじけば遠くまですべる。しかしコースはU地型になっていて真っすぐには進めず、壁にぶつけ…
ぱくぱく算数(Munch Math)
ピザは栄養満点 算数の勉強をしながら食生活のバランスもとろうという教育的なゲーム。子供デザイナーコンテスト受賞作品とのこと。 ルールは3つある。ステップ1では食べ物をひとつ決め、ダイスを2つ振って、その数字の和差積商に対応するマスを埋める。先に全部埋められた人が勝ち。ステップ2はダイスでゾロ目が出た…
ブロンコ・ランチ(Bronco Ranch)
待ちが狭くなる牧場 マイ牧場に、色を合わせて馬のタイルを並べるゲーム。手番にはまず場札から1枚、タイルをマイ牧場に置き、続いてダイスを振って1〜3枚、袋から引いてマイ牧場に置く。置けなかったら場札に返す。 タイルは四隅に色がついており、隣りと色が合うように置かなければならない。たくさん敷き詰められる…
ふくろのネズミ(Knalle Kanalratte)
まんまと一杯食わされた タイルに隠れた泥棒ネズミをめぐって、推理とブラフで追いかけっこするゲーム。子供が遊べば素直な推理ゲームになるものを、大人が遊ぶことで高度な心理戦が楽しめる。作者はフランスのR.フラガ。私が大好きなデザイナーの一人だ。 1人が逃げる役で、残り全員が追いかける役だ。まず追いかける…
ベオウルフ・ザ・ムービー(Beowulf the Movie)
第3ステージに向けて高まる緊張感 タイルとコマを配置して、自分のコマを置いた縦横の列から得点するボードゲーム。『市場のお店』(1994)が元ゲームで、このゲームの作者であるリメイク王・クニツィアがアメリカ版の『キングダム』(2003)を作り、さらに改良を加えてこのゲームが出来上がった。 自分の番には…
プラネットスチーム(Planet Steam)
ひとつの資源すら無駄にできぬ ゲーム内容はこちら。経験者の利を生かそうと序盤から財産証明書を手に入れたり、工場を連結して大量生産をもくろんだりしたが、3ラウンド目で痛恨の資金ショート。一番安いエネルギー拡張すら買えなくなり、何も生産できない工場が出てしまった。ほかの人も生産力が上がらず、中央の在庫は…