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ブロンコ・ランチ(Bronco Ranch)

待ちが狭くなる牧場 マイ牧場に、色を合わせて馬のタイルを並べるゲーム。手番にはまず場札から1枚、タイルをマイ牧場に置き、続いてダイスを振って1〜3枚、袋から引いてマイ牧場に置く。置けなかったら場札に返す。 タイルは四隅に色がついており、隣りと色が合うように置かなければならない。たくさん敷き詰められる…

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ふくろのネズミ(Knalle Kanalratte)

まんまと一杯食わされた タイルに隠れた泥棒ネズミをめぐって、推理とブラフで追いかけっこするゲーム。子供が遊べば素直な推理ゲームになるものを、大人が遊ぶことで高度な心理戦が楽しめる。作者はフランスのR.フラガ。私が大好きなデザイナーの一人だ。 1人が逃げる役で、残り全員が追いかける役だ。まず追いかける…

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ベオウルフ・ザ・ムービー(Beowulf the Movie)

第3ステージに向けて高まる緊張感 タイルとコマを配置して、自分のコマを置いた縦横の列から得点するボードゲーム。『市場のお店』(1994)が元ゲームで、このゲームの作者であるリメイク王・クニツィアがアメリカ版の『キングダム』(2003)を作り、さらに改良を加えてこのゲームが出来上がった。 自分の番には…

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プラネットスチーム(Planet Steam)

ひとつの資源すら無駄にできぬ ゲーム内容はこちら。経験者の利を生かそうと序盤から財産証明書を手に入れたり、工場を連結して大量生産をもくろんだりしたが、3ラウンド目で痛恨の資金ショート。一番安いエネルギー拡張すら買えなくなり、何も生産できない工場が出てしまった。ほかの人も生産力が上がらず、中央の在庫は…

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バベル5(Babel 5)

ありえない完成度 2006年のゲームマーケットで発売された同人ゲーム。初出展のメーカー、チームきりたんぽ(仮)はこのゲームで有名になり、翌年に購入者が殺到して新作が即売り切れという事態になった。 3つのダイスを振ってそれぞれ対応する塔の上に積み、崩れたら失点というゲーム。ポイントは大小のダイスがある…

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ヒマラヤ(Himalaya)

雪男は寂しがりや 登山家となって険しいヒマラヤの山頂を目指す双六ゲーム。変態なゲームを作るブルクハルトに、割と地味なゲームが多いピアトニクが組むとどうなるか。箱絵のバカさ加減から、あまり期待していなかったメンバーだが、ゲームが進むにつれて意外な面白さに気づいた。 たくさんのサイコロをジャラジャラ~と…

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ファクトリーファン(Factory Fun)

勢いで導入、後で苦労 あまり広くない工場に機械を並べて、よく分からない工業製品を作るパズルゲーム。オランダのメーカー、クワリから。 ゲームは機械タイルを人数分だけ表にして、早い者勝ちで取り、自分の工場に並べるというのを繰り返す。機械は赤青黄3種類の原材料を入れたり出したりしてはたらき、最終的に黒い製…

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ビラボング(Bilabong)

カンガルーのチームがお池の周りを1周するレースゲーム。「ヒュレ7」「ブラックボックス」などパズル系ゲームで知られるソロモンの作で、94年の大賞ノミネート作品です。 「プレイ時間・30分」とあったので軽い気持ちで始めたものの、アブストラクトに近いノーラック・ゲームで、頭を非常に使いました。カンガルーは…