ジーピーは3月25日、『ジンクス(Jinx)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・K.アルテンブルガー、2~4人用、6歳以上、15分、1518円(税込)。
オリジナルはピアトニク社(オーストリア)から2021年に発売された作品。不運をもたらす(ジンクス)カードによって、せっかく獲得したカードを一瞬で全部失ってしまうこともある「台無しダイスゲーム」だ。
毎ラウンド、8色1~6のカードからランダムに16枚が場に並び、ダイスを振って出た目の数字のカードを取る。取れるカードがなくなったらラウンド終了で、場に残っているカードと同じ色のカードはなくなってしまう。場合によっては獲得したカードを全部失ってしまうことも。
カードを失った人には、ダイスの出目を±1できたり、2回振り直しができたり、ダイスを振らずに4~6のカードを獲得したりできるボーナスカードが与えられる。3ラウンドの後、残っているカードで勝敗を決める。
カードを失わないためには、場に出ている枚数が少ない色を狙って取りたいが、枚数が少ないということは出目も限られるということ。前のラウンドでせっかく残っても、次のラウンドでなくなってしまうこともある。ダイス目に一喜一憂しつつ、ボーナスカードを使って運をコントロールしていくゲームだ。