シュピール’21:スカウトアクション

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10月13~17日にかけてドイツ・エッセンで開催されたシュピール’21は、新型コロナウィルス感染対策のため1日の参加者数に3万人の上限を設けて開催され、4日間で93600人が参加した。会場内ではドイツのボードゲーム専門誌『フェアプレイ』ブースが、恒例の新作人気投票「スカウトアクション」を行い、結果を逐次発表した。最終結果は以下の通り(数字は5段階評価の平均、18票以上)。

1位:アーク・ノヴァ(Arche Nova / フォイヤーラント)4.5
1位:ウィッチストーン(Witchstone / フッフ)4.5★
3位:赤の大聖堂(Die Rote Kathedrale / コスモス+デヴィア)4.1
3位:ワーリング・ウィッチクラフト(Whirling Witchcraft / AEG)4.1
5位:ファーナス(Furnace / コボルド)4.0★
5位:メトロックス(Voll Verplant / シュミット)4.0
7位:キング・オブ・ヴァレー(King of Valley / ザ・ゲームマスター)3.8
7位:サバンナパーク(Savannah Park / ディーププリント)3.8
9位:チャクラ(Chakra / ゲームファクトリー)3.5
9位:プロジェクトL(Project L / チェコ出版)3.5★
(★:日本語版あり)

1位を獲得した『アーク・ノヴァ』は255枚のカードのコンボを組む2時間クラスの動物園経営ゲーム。言語依存の高い作品だが、日本語版の発売は未発表となっている(追記・テンデイズゲームズが年明けの発売を発表)。

また18票未満(7票以上)で評価の高かった作品として、ビヨンド・ザ・サン(Beyond the Sun)、カスカディア(Cascadia)、モバイルマーケット(Mobile Market)、恐ろしい客(Unangenehme Gäste)、ウェルカム・トゥ・ザ・ムーン(Welcome to the Moon)、リビングフォレスト(Living Forest)、マインドバグ(Mindbug)、新幹線ゼロ系(Shinkansen Zero-Kei)、カートグラファー・ヒーローズ(Die Kartographin)、フルッティコラ(Frutticola)が挙げられている。

一方、8月から行われているボードゲームギークのシュピール’21注目作ランキングは以下の通り。『アーク・ノヴァ』と『ファーナス』がどちらにもランクインしている。

1位:メッシーナ1347(Messina 1347)
2位:ゴーレム(Golem)
3位:ファーナス(Furnace)★
4位:美徳(Bitoku)
5位:ブーンレイク(Boonlake)
6位:アルナックの失われし遺跡:探険リーダー(Lost Ruins of Arnak: Expedition Leaders)
7位:アーク・ノヴァ(Arche Nova)
8位:オリジンズ:ファーストビルダーズ(Origins: First Builders)★
9位:タバヌシ:ウルの建国者(Tabannusi: Builders of Ur)
10位:カスカディア(Cascadia)

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