今月発売されたライトノベル『放課後の魔術師』(土屋つかさ著、角川スニーカー文庫)第2巻に、『コロレット』が登場する。ヒロインが2人で遊ぶシーンが10ページから1ページほど描写されている。
ゲーム名は出てこないが、あとがきで著者が『コロレット』をベースにしていると明らかにしており、また内容からもゲームを知っている人はそれと分かるようになっている。ボックスアートにもマンハッタンやカタンのような挿絵も載っている。著者の土屋つかさ氏はボードゲームファンで、今回のシーンも、著者の趣味がさりげなく反映されたものとなっている。
なお、本文では2人で遊んでいるが、『コロレット』は3〜5人用。あとがきで「2人専用ルールの和訳を見つけるのは大変なので3人以上で遊ぶことをオススメします」とあるが、現在の版では2人でも遊べるようになっている。変更点は以下の通り。
1. はじめに2色を取り除く
2. 各プレイヤーは異なる色のカードを2枚もってスタート
3. カードを置く場所は3列だけで、それぞれ最大1,2,3枚までしか置けない
4. 2人とも列を取ったら、取られなかった列のカードはゲームから取り除く
・土屋つかさの今か無しか(著者のブログ)
・Abacusspiele:Coloretto für Zwei Spieler(PDF)