巷で人気のようなので、バリアントを試してくださる人もいるかと思って訳出。よりタイトなプレイをお好みの方に。「天文台が引けなかったから」という言い訳はもう通用しない!というのが売り文句。
- 初期資金30ルーブル、全員にチップを2枚(2人プレイ時は3枚)ずつ。
- チップは各自見えるところにおいておく。
- チップを出すことで、その時点の手番プレイヤーに「割り込み」を申し込むことができる。チップを出した人は、持ち金の範囲内で金額を提示する。
- 手番プレイヤーは「割り込み」を許すか否かを決める。許さないことにした場合、提示された金額より1ルーブル多く銀行に払って通常どおり手番を行う。チップは戻る。
- 「割り込み」を許すことにした場合、提示された金額を受け取る。チップを出したプレイヤーが先に手番を行ってから、元のプレイヤーの手番になる。その代わり、チップを出したプレイヤーの元々の手番は飛ばされる(割り込みによって順番の変更があるだけで、追加の手番があるわけではない)。
- 何人かが同時に割り込みを申し込んだ場合は、手番プレイヤーの左から順に金額を提示していく。後から提示する人は前の人よりも高い金額を提示しなければならない。後出しを避けるため、手番プレイヤーは金額が提示される前に他に割り込みたい人がいないか確認するとよい。
- 1手番中に何人かが連続で割り込みを申し込んだり、同じ人が2回割り込みを申し込むということは原理的に可能だが、そのようなエゲツないプレイはやめよう(注:禁止したほうがよいでしょう)。
- 2人プレイでは割り込みによって追加の手番が生じるものとする(割り込んだ人→手番プレイヤー→割り込んだ人…)。
(Spielbox2004年3号)