delveJ.jpgアークライトは8月29日、ダンジョン構築&探索ゲーム『デルヴ(Delve)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・R.ローニアス&P.シャーリー、イラスト・ゴーンスタジオ&S.ハートマン、2~4人用、14歳以上、60分、5200円(税別)。

オリジナルはインディボード&カードがキックスターターを経て2017年に発売した作品。『アーカムホラー』『エルダーサイン』のローニアスがデザインし、キックスターターでは2200人が10万ドル以上を出資した。世界中の勇敢な冒険者(デルヴァー)が、財宝が眠るダンジョン「頭蓋洞窟」に集い、戦利品を求めて探索する。

「傭兵団」「森の民」「レイス」「コボルド」からそれぞれ能力の異なる種族を1つ選んでスタート。手番にはダンジョンタイル1枚とデルヴァーコマを1個ずつ配置する。『カルカソンヌ』のように部屋が閉じて完成したとき、そこにほかのデルヴァーもいればダイスで戦い、金貨と宝物を奪い合う。一方、その部屋に1人のプレイヤーしかいなければ、遭遇カードを引いて読み、さまざまなイベントを解決しなければならない。

獲得した宝物は特殊能力をもたらし、その後の冒険でアドバンテージになるだろう。シチュエーションを説明し、プレイヤーに選択を迫る遭遇カードによってTRPGのような没入感ももたらされる探索ゲームだ。

内容物:ゲーム盤1枚、入口タイル1枚、ダンジョンタイル78枚、金貨カード85枚、宝物カード27枚、遭遇カード81枚、派閥ボード4枚、デルヴァーコマ20個、キューブ8個、攻撃ダイス12個、太陽マーカー1個、XPトークン25個、親マーカー1個、説明書1冊(※カードサイズ遭遇カード63×88mm、その他44×63m)

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ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)選考委員会は本日10時30分(日本時間の17時30分)、ベルリン市内のホテルにて今年度大賞の発表と授賞式を行った。5月に発表されていた(TGiWニュース )各3タイトルのノミネート作品から、大賞には『ジャストワン』、エキスパートゲーム大賞には『ウィングスパン』が選ばれた。両作品共に日本語版は未発売。

ボードゲームジャーナリストやボードゲーム評論家の審査員10名が授賞式の前夜に投票して大賞を決定する。当日はノミネート作品のデザイナー、イラストレーター、出版社の代表が招かれ、それぞれ3タイトルのノミネート作品を順番に紹介した後、大賞が発表された。

先に紹介されたのはエキスパートゲーム大賞。9回目の大賞に選ばれたのは『ウィングスパン(原題・Wingspan、ドイツ語タイトルFlügelschlag)』。多種多様な鳥カードをプレイヤーボードに配置して、その特殊効果で得点を競う。『サイズ-大鎌戦役-』で知名度を高めたストーンマイアーゲームズ(アメリカ)が今年発表した作品を、フォイヤーラントシュピーレがドイツ語版にした。デザイナーのE.ハーグレイヴ氏はこの作品がデビュー作。審査委員会は「愛情あるテーマと、注意深く磨き上げられた開発で、女性デザイナーのエリザベス・ハーグレイヴ氏はほとんど非の打ち所のない芸術作品を作り上げました。分かりやすいゲームメカニズム、無駄な飾りのないゲーム進行、そして重要な選択を次々迫られるペースによって、この作品はタイトル通り飛躍的なものになっています」とコメントしている。

そして赤ポーン、ドイツ年間ゲーム大賞の発表となり、今年の大賞には『ジャストワン』が選ばれた。みんなが出したヒントから1人が答えを当てるゲームだが、1人に見せる前にチェックして、ほかの人とかぶっていたヒントは見せられなくなってしまう。フランス人デザイナーコンビの作品で、ルポ・プロドゥクシオン(ベルギー)から昨秋発表されている。

審査委員会は「特にそのシンプルさによって素晴らしい作品。並々ならぬ魅力を生み出すことで際立っています。公衆の面前で遊べば、見物人がすぐに引き込まれ、やがて一緒に遊びたくなるでしょう。実際、遊ぶためのハードルが誰でも越えられるくらい低いので、本当に遊ぶことになるでしょう。コミュニケーションゲームの楽しみがすぐ味わえ、どんなグループにも合い、インパクトが長続きします」とコメントしている。

今年の授賞式には文化・メディア庁長官のモニカ・グラッタース氏が参列し、受賞者に大型ポーンのトロフィーを授与した。

ドイツ年間キッズゲーム大賞の発表は先月24日に発表され『バイキングの谷』が大賞に選ばれている(TGiWニュース )。

Spiel des Jahres e.V.:„Just One" ist das Spiel des Jahres 2019
Spiel des Jahres e.V.:„Flügelschlag" ist das Kennerspiel des Jahres 2019

rootJ.jpgアークライトは8月29日、『ルート ~はるけき森のどうぶつ戦記~(Root)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・C.ウェールレ、イラスト・K.フェリン、2~4人用、10歳以上、60~90分、8000円(税別)。

オリジナルはレダーゲームズ(アメリカ)から2018年に発売された作品。今年4月に発表されたゴールデンギーク賞2018、6月に発表されたオリジンズ賞2019でどちらも大賞を受賞するなど、英語圏のボードゲーム愛好者から高い評価を受けている。スタートの配置もアクションも、さらにはゲーム目的まで異なる4種族が勝利点を競う非対称ゲームだ。

森を制圧しその資源をわがものにしようとする「猫野侯国」、口うるさい宮廷を制しつつ森林の支配権を取り戻そうとする「鷲巣王朝」、支援者を集め反乱を起こし現体制を打倒せんとする「森林連合」、他の派閥との同盟と敵対の中で富と名声を得る道を探す「放浪部族」が登場。

はじめ盤上には「猫野侯国」の勢力が広がっているが、「鷲巣王朝」がゲームが進むにつれて徐々に勢力を広げ、さらに第三陣営の「森林連合」があちこちでゲリラ戦を展開する。その裏で「放浪部族」がアイテムを集め、クエストを達成する。それぞれ勝利点になるものが異なり、先に30勝利点を獲得したプレイヤーが勝者となる。

担当する派閥によって、実行するアクションから勝利点の獲得方法まで異なるルールで動くさまは、あたかも4つのゲームを同時に進行しているかのよう。場面場面で戦争を仕掛けたり協力したりして、この大森林を支配するのはどの陣営か?

内容物:入門ルールブック1冊、根の法典1冊、練習シート1枚、練習カード4枚、派閥ボード4枚、猫野侯国兵士コマ25個、鷲巣王国兵士コマ20個、森林連合兵士コマ10個、放浪者コマ1個、ダイス2個、カード類94枚、マーカー類19個、タイル類55枚、トークン類19個、ゲーム盤1枚、内容物一覧1枚(※カードサイズ63mm×88mm)

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