Posted in は行

ホテルサモア(Hotel Samoa)

客に向かって早く帰れとは何だ 日本語版の売り上げは、メーカーやデザイナーの知名度に左右されることが多い。その点アークライトが手がける作品は知名度があまり高くないものが多いが、遊んでみるとなるほど目利きが選んでいるなと納得できる。この作品も「一応買った」くらいだったが、シンプルなシステムと奥の深さ、シ…

Posted in さ行

西部幽霊鉄道(Spectral Rails)

幽霊たちを故郷の街に ゴーストタウンの幽霊たちを列車に乗せて、故郷に送り届けるボードゲーム。お盆にぴったりのボードゲームを考えていたところ、ふうかさんから教えてもらった。 レールを敷いて幽霊列車コマを移動し、立ち寄った街で幽霊を乗せる。幽霊チップには故郷の街の名前が書いてあり、そこまで行くと幽霊を降…

Posted in 国内ニュース

『黄金の島イスラ・ドラーダ』日本語版発売

アークライトは本日、『黄金の島イスラ・ドラーダ(Isla Dorada)』日本語版を発売した。14歳以上、3〜6人、60~90分、5,040円。 『インカの黄金』を手がけた人気デザイナー、B.フェイドゥッティとA.R.ムーンに、『ウィング・オブ・ウォー』のイタリア人デザイナーコンビプレイヤーが加わっ…

Posted in た行

タヒチ(Tahiti)

真珠の宝庫を競り落とせ 近年S.ドーラと組んで新作を次々と発表しているリンデの初期作品。コンビを組んだカーラートは、ボードゲーム専門誌『フェアプレイ』の創刊メンバーである。真珠の採掘をテーマにした陣取りゲームで、オリジナリティの高い競りシステムが用いられている。 手番プレイヤーはダイスを振った後、そ…

Posted in 国内ニュース

ウォレス『蒸気の時代』日本語版、6月18日発売

アークライトは本日、M.ウォレスの鉄道ゲーム『蒸気の時代(Age of Steam)』日本語版を発売した。3~6人用、13歳以上、120~180分、5,250円。 2002年にイギリスのウォーフロッグ社から発売され、重量級鉄道ゲームとして欧米だけでなく、中国や韓国でも人気を博している作品。2002年…

Posted in 国内ニュース

『モダンアート』、アンティーク切手ゲームに

東京・中野のボードゲーム専門店ドロッセルマイヤーズ、話題の国産ゲームを制作しているオインクゲームズ、東京・立川のボードゲーム輸入卸ニューゲームズオーダーは6月12日、R.クニツィアの名作オークションゲーム『モダンアート』を三社合同でローカライズし、『スタンプス』として発売する。3〜5人用、10歳以上…

Posted in さ行

ストラスブール(Strasbourg)

ギルドの出世は最小コストで フランス北東部の都市を舞台に、中世のギルドに影響力を使って出世するボードゲーム。フリークに人気のS.フェルトの作品で、今年の年間エキスパートゲーム大賞にノミネートされた。舞台はフランスだが、カードの数比べによるアクション獲得と、ゲーム終了時の秘密ボーナスという、ドイツゲー…

Posted in 数字・英字

20世紀(20th Century)

環境か経済か 経済発展と環境問題の折り合いをつけて、勝利点を獲得するチェコのボードゲーム。科学技術の開発状況を見て、どこまで経済発展を進め、どこから環境保全に切り替えるかを絶えず考えさせられる。複数のパラメーター、2つの競り、パズルチックなタイル配置と、『スルージエイジズ』のチェコゲームズらしい、じ…

Posted in さ行

捧げ物(Offrandes)

生贄で神々を喜ばせる 古代ギリシャを舞台に、7つのパラメータを上げながら、神々に捧げ物をして崇拝ポイントを競うフランスのボードゲーム。7つのパラメータは密接に関係しており、これを上げる独特の競りシステムがゲームを熱くする。 盤上にいる7つのキャラクター。それぞれのところにある自分のコマを上げることで…

Posted in 数字・英字

1655:教皇選出(1655 – Habemus Papam)

宝石とカネで票集め 教皇の後継者選挙に際し、入札で票数を集めるカードゲーム。ドイツゲームらしいシステムを守るDDD出版が昨年のエッセン国際ゲーム祭で発表し、フェアプレイの人気投票で10位という高い評価を得た。同時公開の入札でテンポのよいゲームである。 毎ラウンド、山札から枢機卿カード、政治カード、ア…