生贄で神々を喜ばせる
古代ギリシャを舞台に、7つのパラメータを上げながら、神々に捧げ物をして崇拝ポイントを競うフランスのボードゲーム。7つのパラメータは密接に関係しており、これを上げる独特の競りシステムがゲームを熱くする。
盤上にいる7つのキャラクター。それぞれのところにある自分のコマを上げることで、プレイヤーごとにパラメータが異なっていく。どこに力をいれるかが腕の見せ所だ。捧げる動物のグレードを上げる農民、動物の数を決める水商人と花商人、捧げる祭壇を増やす神殿の守護者、毎ラウンド得点をもたらす女司祭、ほかのプレイヤーからパラメータを奪う贈賄者、それを防ぐ衛兵がいる。
パラメータを上げる方法は競り。スタートプレイヤーが7つのキャラクターから2つを選んで、競りにかける。自分で競り落とせればそのキャラクターのパラメータを上げて手番終了。ほかのプレイヤーが競り落せば、そのプレイヤーがパラメータを上げ、別の2キャラクターを選んで再び競りを始める。こうして自分が競り落とすか、合計6キャラクターが出る(ほかのプレイヤー3人に競り落とされる)まで続けて、次のプレイヤーへ。次のプレイヤーはまた、7つのキャラクターから2つを選んで競りにかける。これを全員が行ってラウンド終了。
上げたいパラメータはプレイヤーによって少しずつ異なるため、どのキャラクターを選ぶかが、競り値を決める。お金はオープン情報なので、お金を持っているプレイヤーがほしそうなキャラクターを先に選んでおいて、そのプレイヤーがいなくなってから安%8