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ストラスブール(Strasbourg)

ギルドの出世は最小コストで フランス北東部の都市を舞台に、中世のギルドに影響力を使って出世するボードゲーム。フリークに人気のS.フェルトの作品で、今年の年間エキスパートゲーム大賞にノミネートされた。舞台はフランスだが、カードの数比べによるアクション獲得と、ゲーム終了時の秘密ボーナスという、ドイツゲー…

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20世紀(20th Century)

環境か経済か 経済発展と環境問題の折り合いをつけて、勝利点を獲得するチェコのボードゲーム。科学技術の開発状況を見て、どこまで経済発展を進め、どこから環境保全に切り替えるかを絶えず考えさせられる。複数のパラメーター、2つの競り、パズルチックなタイル配置と、『スルージエイジズ』のチェコゲームズらしい、じ…

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捧げ物(Offrandes)

生贄で神々を喜ばせる 古代ギリシャを舞台に、7つのパラメータを上げながら、神々に捧げ物をして崇拝ポイントを競うフランスのボードゲーム。7つのパラメータは密接に関係しており、これを上げる独特の競りシステムがゲームを熱くする。 盤上にいる7つのキャラクター。それぞれのところにある自分のコマを上げることで…

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1655:教皇選出(1655 – Habemus Papam)

宝石とカネで票集め 教皇の後継者選挙に際し、入札で票数を集めるカードゲーム。ドイツゲームらしいシステムを守るDDD出版が昨年のエッセン国際ゲーム祭で発表し、フェアプレイの人気投票で10位という高い評価を得た。同時公開の入札でテンポのよいゲームである。 毎ラウンド、山札から枢機卿カード、政治カード、ア…

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ガラパゴス(Galapagos)

研究は未来への投資 1835年、イギリスの自然科学者C.ダーウィンはガラパゴス諸島に1ヶ月滞在し、ゾウガメやイグアナを調査した。この調査結果が後の『進化論』を生む土台となる。この時点では種の分化や進化には気づいていなかったので、不十分な調査だったことを後悔したという。 『ラッタス』に引き続きベルク(…

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ヴァンパム(Wampum)

寡占状態を作る 珍しい品物をインディアンの村に届けて、ウォンパムというインディアンの首飾りを集めるカードゲーム。 順番に手札からカードを何枚か出して、好きな村に置く。村にはすでに何枚かのカードが置かれてあり、1枚でも同じカードがあれば交換、1枚もなければウォンパムがもらえる。わらしべ長者のように、交…

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『電力会社』日本語版発売

アークライトは本日、ドイツの戦略ボードゲーム『電力会社(Power Grid)』の日本語版を発売した。2〜6人用、12歳以上、120分、5,040円。 プレイヤーは電力会社の経営者となって、発電所を買い、電力を生み出し、都市に届けていく。エコな発電所から、石油やウランを使った発電所まで、利用できる発…

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キクラデス(Cyclades)

ダメージ効くらです ギリシャの島々を舞台に、神々の力を得て覇権を争うゲーム。前年に発表された『ジャイアント』や、ニュルンベルクで発売された『ダイスタウン』で注目されるフランスのマタゴー社の作品で、デザイナーは『ダイスタウン』と同じカタラとモーブロン。 自分が支配する島から収入を得たら、神への捧げ物で…

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ポンテ ヴェッキオ(Ponte Vecchio)

高くふっかけるべきお イタリア・フィレンツェにあるヴェッキオ橋には、橋の上に宝飾店が建ち並ぶ。ここにお店を出し、通りかかったお金持ちに立ち寄ってもらって、お金を儲けるゲーム。デザイナー、メーカーともにイタリアである。この橋への思い入れの強さからか、橋もお店も立体の造形である。 さて、始めはみんな1軒…

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倉庫の街(Speicherstadt)

お金なくてクラクラ ゲーム内容はこちら。いかにもドイツゲームらしい、骨太でシンプルなリソースマネージメントゲームであるが、実際に遊んでみたら印象はかなり違って、リソースよりお金に終始苦しめられるカツカツなゲームだった。シャハトかと思ったくらい。 ゲーム開始時のお金は5金。このお金でカードを買うわけだ…