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『放課後さいころ倶楽部』第18巻発売

小学館は本日、月刊少年サンデー「ゲッサン」連載のボードゲームコミック『放課後さいころ倶楽部』第18巻を発売した。作・中道裕大、630円(税別)。

アニメ化もされた、ボードゲームを通した女子高校生の青春物語。毎回ボードゲームが1タイトルずつ登場し、そのゲームを通じたドラマが描かれる。今回は第97~101話で、『宝石の煌き』『おさかなクン』『スピードカップス』が登場する。高校2年のクリスマスに一体何が起こるのか?

単行本で毎回登場ゲームを解説しているすごろくやで購入 すると、初回特典で作者直筆サイン入りカードが付属する。

作者の中道氏はツイッターで、次巻(第19巻)が最終巻になることを発表した。それぞれの恋の結末はどうなるのか、18巻からもう見逃せない。

放課後さいころ倶楽部公式サイト 

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プランBゲームズ、アスモデグループに合併

アスモデグループ(本社フランス)が、『アズール』などを出版するプランBゲームズ(本社カナダ)を合併したことが、玩具系ウェブメディア「トイズニュース」で明らかになった。プランBゲームズゲームズが保有するブランド「ネクストムーブ」「プレッツェルゲームズ」「エッガートシュピーレ」も含まれ、アスモデグループは業界一の影響力をさらに広げることになる。

プランBゲームズは、アスモデグループが2016年にF2Zエンターテインメント(ズィーマンゲームズ、プラッドハットゲームズ、フィロソフィア)を合併した際、F2ZエンターテインメントのCEOだったS.グラーヴェル氏が翌年に設立した出版社である。そのためプランBの”B”は、アスモデの頭文字”A”を意識していたと考えられる。

プランBゲームズは2017年秋に『アズール』を発売し、世界的な大ヒットを収めた。またドイツの人気ボードゲーム出版社エッガートシュピーレもこの年に買収。『キャメルアップ』や『センチュリー』三部作などでアスモデグループに比肩する知名度を打ち立てた。

しかしエッガートシュピーレの幹部が新しい出版社「ディーププリントゲームズ」を立ち上げてプランBゲームズから離れ、2020年秋にはアスモデ社とドイツ語圏で販売を提携。流通をアスモデ社に任せることで新作の開発に注力しようとしたが、それから半年足らずで企業ごとアスモデグループに売却されることになった。

今後18名の社員とともにアスモデ傘下の1レーベルとして業務を続けることになるS.グラーヴェル氏は「プランBゲームズファミリーが素晴らしいアスモデチームの一員となることを嬉しく思います。素晴らしいネットワークによって、私たちのコレクションに幅広い流通基盤と世界中のプレイヤーの巨大コミュニティを提供してくれるでしょう」とコメントしている。

これにより、アスモデ傘下のレーベルはデイズオブワンダー(フランス)、リベルー(フランス)、ブラックファイア(フランス)、レベル(ポーランド)、ルックアウト(ドイツ)、エッガートシュピーレ(ドイツ)、ルポ・プロドゥクシオン(ベルギー)、パールゲームズ(ベルギー)、ズィーマンゲームズ(カナダ)、ファンタジーフライト(アメリカ)、カタンスタジオ(アメリカ)などが並ぶことになる。

ToysNews:Asmodee Group acquires award-winning Azul publisher Plan B Games