協力ミステリーゲーム第7弾『死神たちの鎮魂歌』7月31日発売
グループSNEは7月31日、協力ミステリーゲーム『死神たちの鎮魂歌』を発売する。ゲームデザイン:円居挽、アートワーク:さかいだちひろ、1~4人用、15歳以上、120分、2420円(税込)。
『真紅のアンティーク』『グランドホテルでデュエットを』『殺人ランドへご招待』『死に過ぎた男』『顔のないアリス』『夕闇に笑う少女』に続く卓上探偵団シリーズ第7弾。プレイヤーは全員で1つのチーム(探偵団)となり、マップを探索し、登場人物に聞き込みをして謎多き事件の真相を探る。マーダーミステリーとは違ってプレイヤーの中に犯人はおらず、プレイヤー同士で争う要素もない。推理と謎解きに特化した協力ゲームで、探偵映画のような2時間を過ごすことができる。
今回の舞台はある富豪の屋敷。集められたのはその人物の周囲で死が連続する「死神」と呼ばれる5人で、自身も死神の異名を持つ富豪が、死神体質の実在を検証しようとしたのである。しかし検証当日、富豪の遺体が発見された。しかも状況は密室だった。
今回のデザインはミステリー作家の円居挽氏で、難易度は入門向けとなっている。
シルクロードがテーマに『宝石の煌き』新日本語版、7月下旬発売
ホビージャパンは7月下旬、『宝石の煌(きらめ)き(Splendor)』の新版を日本語版で発売する。ゲームデザイン:M.アンドレ、イラスト:P.ヴェリテ、2~4人用、10歳以上、30分、5940円(税込)。
スペースカウボーイズ(フランス)から2014年に発売され、300万セット以上売れている定番ボードゲームが、10年ぶりに改訂された。シルクロードを介した東西交易をテーマとしたアートワークを一新し、ダイヤモンドを模したスタートプレイヤーマーカーを追加した。ルール変更はなし。
手番には宝石や黄金のトークンを取り、発展カードに指定された組み合わせが揃ったら発展カードを購入する。発展カードは減らない宝石となり、さらに高級な発展カードを購入できるようになるほか、集めれば貴族タイルも獲得できる。発展カードや貴族タイルで誰かが15威信ポイントを獲得したラウンドでゲーム終了となり、威信ポイントが最も高いプレイヤーが勝者となる。
簡単なルールとほどよいプレイ時間に加え、深い戦略性と重みのある宝石トークンにより、繰り返しプレイしたくなる作品だ。
内容物 宝石トークン40枚、発展カード90枚、開始プレイヤーマーカー1個、タイル10枚、ルールブック