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伝説の泥人形を育成『ゴーレム』日本語版、1月29日発売

テンデイズゲームズは1月29日、『ゴーレム(Golem)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・V.ジッリ&F.ブラシーニ&S.ルチアーニ、イラスト・F.チアンピ&R.グラッソ、1~4人用、13歳以上、90~120分、9130円(税込)。1月16日までにテンデイズゲームズの通販サイト(下記リンク)で注文すると1割引となる。

クラニオ・クリエーションズ(イタリア)の昨年秋の新作で、『グランドオーストリアホテル(2015年)』、『ロレンツォ・イル・マニーフィコ(2016年)』に続くゲームデザイナーグループ「アッキトッカ」メンバーとS.ルチアーニとの共作。16世紀のプラハを舞台に、ラビ(ユダヤ教の神父)となってゴーレム(ユダヤ教の泥人形)に命を吹き込み、強大な力を制御しつつ街中でさまざまなアクションを実行させる。

手番には立体のシナゴーグ(ユダヤ教の会堂)に色付きのマーブルを投入し、5つの列にランダムに出てきたマーブルから1列を選んでその列のアクションを行う。マーブルが多いほどアクション効果が高く、マーブルの色の組み合わせによって助手が活動する。ゴーレムを増やすことでアクションも増えるが、助手を使ってうまく制御できないとコストを支払わなければならなくなってしまう。手に負えないゴーレムは、解体してボーナスを得ることもできる。

マーブルのアクションを1人2回ずつ、特殊効果のラビアクションを1回ずつ行ってラウンド終了となり、4ラウンドで勝利点を競う。

個人ボードには知識や得点のトラックがあり、改良することで1回のアクションで手に入る量を増やし、新しい能力を開放できる。さまざまな要素が絡み合う中で、いかに効率よく上げ、開放していくかが勝敗の鍵となるパラメータ系エンジンビルディングゲームだ。

テンデイズゲームズ:ゴーレム 日本語版

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地盤をスライドして化石発掘『フォシリス』日本語版、1月28日発売

すごろくやは1月28日、『フォシリス(Fossilis)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・D.ディアス、イラスト・A.エティエン、2~5人用、10歳以上、45分、5720円(税込)。

オリジナルはキッズ・テーブル・ボードゲーミング社(カナダ)から2020年に発売された作品。考古学者として、マス目状の地盤を移動しながら、床の地盤をこじ開け、開いた穴からピンセットで骨をつまみ出すことで、いろいろな部位を集めて恐竜の化石を復元する。

手番には4アクションポイントを使って地盤を掘り、石膏を集め、化石を発掘する。恐竜カードに指定された化石の部位を集めれば復元したことになって得点。イベントカードが3回めくられたらゲーム終了で、得点を競う。

盤面はプラスチック製の立体ボードになっており、上に重なっている地盤タイルをスライドさせると、下の穴に化石コマが入っているというギミック。化石コマはピンセットでつまみ出し、発掘の雰囲気がある。

ハンマーを発掘すると得られる能力トークン、地盤タイルを集めると得られる道具・供給カード、肉食・草食・水生・白亜紀・ジュラ紀など復元した恐竜の系統でもらえるボーナスなど、重層的なセットコレクション要素を加えるバリアントルール付き。

内容物 :発掘現場の土台 1部、発掘現場カバー 1枚、補助ボード 1枚、スコアボード 1枚、地層タイル 38個、スタートプレイヤーマーカー 1枚、恐竜カード 33枚、骨 45個、ロックハンマー 9本、勝利点マーカー 5個、古生物学者コマ 5個、ピンセット 1本、道具カード 21枚、供給カード 24枚、イベントカード 10枚、プレイヤーボード5枚、能力トークン 18枚、石膏キューブ 40個

すごろくや:フォシリス