以下ゲーム(Less Than Game)
だいたいボードゲームの値段
ランダムに割り当てられた金額を10万円以下か以上かで並べていく協力ゲーム。芸無工房がゲームマーケット2021秋に発表した。北条氏いわく「20枚でできるito」だそう。数字・数詞を含む単語をいうとペナルティを課される。
200円とか3500円とか1億4000万円といった金額が記されたカードが各プレイヤーに2~4枚配られる。審判となるイカプレイヤーを決めてゲームスタート。中央に10万円以上、以下というイカカードが置かれており、みんなで相談してその右か左においていく。全部並べたら表にして判定。一箇所でも間違っていたらイカプレイヤーの勝利、価格順に並んでいれば他全員の勝利となる。
「そのくらいの値段の品物名」を書いた付箋を貼る上級ルールでプレイ。数字・数詞を含む単語をいえないため、「ニンテンドースイッチ3台分」といった表現ができないのがきつい。ボードゲーマーばかりなので数千円~数万円あたりの価格帯は「グルームヘイヴン」「クイーンの大箱」などボードゲームでだいたい通じあえた。
以下ゲーム(時事ネタゲーム スーパー合体シリーズ)
ゲームデザイン・北条投了/芸無工房(2021)
2~9人用/30分
通販:ディスカバリーゲームズ/DDT
チップを5枚並べよう『シークエンス』日本語版、12月発売
ドリームブロッサムは12月、『シークエンス(Sequence)』日本語版を発売した。ゲームデザイン:D.ロイター、2~12人用、7歳以上、10~30分、3129円(税込)。
オリジナルは1982年にアメリカで発売されてロングセラーとなった作品。日本では2003年にビバリーが日本語版を発売しており、会社を変えて2回目の日本語版となる。今回の日本語版はゴライアスの2020年版に基づく。
手番には手札のトランプカードを1枚出して、対応するマスに自分のチップを置き、最初に5マス並んだら勝利となる。
シンプルなルールだが、他のプレイヤーの狙いをうまく封じつつ、順序を考えてカードを出さなければならず、オールマイティカードの使い所もポイントとなる。チーム戦でもプレイ可能。古くて新しい一品の再登場だ。
内容物:ゲームボード 1枚、トランプカード 104枚、チップ 135枚(緑 50枚、青 50枚、赤 35枚)、遊び方説明書