賽を振って人形を封じる『TATARI』4月23日発売
スタジオムンディは4月23日、『TATARI(タタリ)』を発売する。ゲームデザイン:R.クニツィア、イラスト:げみ&黒須、2~5人用、10歳以上、20分、3300円(税込)。
肝試しのつもりで行った心霊スポットのお札を剥がしたことがきっかけで、謎の日本人形たちに取り憑かれたプレイヤーたちが、6つの「賽」で人形を封じることを目指すホラーテーマのダイスゲーム。同社では今月発売の『ギャラクシーねこのばし』に続きR.クニツィアのデザインによるオリジナル作品である。
各自10体の人形をもってスタート。手番には、6つのダイスを振り、出た目の中から1つを取り出して呪いを解くか、続けてダイスを振るかを選ぶ。続ければより多くの人形を封じることができるかもしれないが、欲張って失敗すれば呪いが返ってくることも。最初に手持ちの人形を全てなくしたプレイヤーの勝利となる。
発売を記念して4月20日まで、Twitterのフォローとリツイートで賞品が当たる「Wクニツィア新作発売記念キャンペーン」を実施中。
内容物:賽(サイコロ)6個、社(ゲームボード)5枚、呪いの人形(木駒)44個、説明書 1冊
詩の続きをみんなで決めよう『ポエモ』4月29日発売
B-CAFEは4月29日、『ポエモ』を発売する。ゲームデザイン:黒田尚吾、アートワーク:ちゅぱみ、3~8人用、12歳以上、5分、2420円(税込)。ゲームマーケット2022春では特別価格2000円で先行販売される。
『知ったか映画研究家スペシャル!』『そういうお前はどうなんだ?』など独特のコミュニケーションゲームを手掛けてきた黒田尚吾氏の作品。エモいポエムをSNS上で発表したい「僕」の頭の中にいる妖精になって、一番エモいポエムをみんなで完成させる。
最初の1枚をスタートプレイヤーが選んでスタート。その1枚の続きにふさわしいと思う詩カードを発表し、同時指差しの投票で決める。選ばれた人は1ポイント。こうして4枚のカードが並んだらポエム完成でラウンド終了となる。ラウンド終了時に誰かが5ポイント以上獲得していたらゲーム終了で、ポイントの最も多い人が勝つ。
「ネオンに沈む深海魚」「そして、不器用な笑顔」「時代に流されないよう思い出にしがみついた」といったそれっぽい詩の断片が200枚入っており、前の言葉からのつなぎ方は自由自在。手札から出すだけなので手軽に遊べ、大喜利が苦手な人でも安心して遊べる。
『ポエモ(Poemo, B-CAFE, 2022)』
最初のカードに続く詩の候補をプレゼンして投票。1枚1枚にしたためられた甘く切ない言葉の数々に変なテンションになる pic.twitter.com/XEDA7XO3eg— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) April 22, 2022