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ローマ皇帝のもとで築城『ストゥポル・ムンディ』日本語版、7月発売

数寄ゲームズは今月、『ストゥポル・ムンディ(Stupor Mundi)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:N.マンゴーネ、イラスト:M.ヤニック、1~4人用、12歳以上、90~150分、9350円(税込)。下記サイトにて先行販売中。

ルチアーニとのコンビで『マスター・オブ・ルネッサンス』『ニュートン』『ダーウィンズ・ジャーニー』を発表してきたマンゴーネの単独作品で、今年クワインドゲームズ(オランダ)からマスタープリントシリーズとして発売されるもの(日本語版になるのは特別版ではなくリテール版)。タイトルの「世界の驚異」は神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世の異名で、その臣下となって中世の地中海沿岸を舞台に王国を繁栄させる。

プレイヤーごとに異なる構成の手札をマイボードのスロットにプレイして、「資源の獲得」「専門家の昇進」「市場の訪問」「建造物の建設」「協力者の招集」「アクションカードの購入」を行う。上級アクションカードを獲得し、建造物によって能力を強化し、専門家を昇進させてさまざまな特殊能力を得る。

皇帝がNPCとして参加するのが特徴で、マジョリティ争いに参戦する上に、協力者が独立派か王党派かによってボーナスが変わる条件にもなっている。これにより、皇帝の操作を巡るインタラクションが生まれる。

3つの終了条件のいずれかが発生したラウンドでゲーム終了となり、最終決算を行って勝敗を決める。皇帝とのパワーバランスを軸としてさまざまな勝ち筋を模索できるゲーマーズゲームだ。

数寄ゲームズ:ストゥポル・ムンディ


(写真は特別版)

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恐竜を競り落としてパーティー『グレート・ダイノ・オークション』日本語版、7月25日発売

CMONジャパンは7月25日、『グレート・ダイノ・オークション(Roaring 20s)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:L.コロヴィーニ、イラスト:A.ヘラー、3~5人用、8歳以上、20~30分、2420円(税込)。

1920年代に恐竜たちを集めてパーティーを開くというテーマのオークション&セットコレクションゲーム。ベテランデザイナーのコロヴィーニが手掛け、ディーププリントゲームズ(ドイツ)から昨年発売され、英語版が『ロアリング・トゥエニーズ』というタイトルでゲームストア・バネストから流通している。

毎ラウンド、恐竜カードが1枚公開され、スタートプレイヤーから時計回りにビッドする。支払いは手札で、宝石カードはどの宝石にも使えるが、嗜好品カードは恐竜によって使えるものが異なる。

オークションから降りた順に場札から補充できるところがポイントで、早くパスするほど選べるカードが多くなるため、引き際の見極めも勝負のカギとなる。最後まで残ったプレイヤーがビッドした分のカードを支払って恐竜を獲得。これを繰り返して恐竜カードの山札がなくなったらゲーム終了。恐竜カードの得点、同じ数字2~3毎、連番、残りの手札の得点を合計して勝敗を決める。

どの恐竜がほしいかがお互いにわかるため、濃厚なインタラクションが生まれ、相場観と降りるタイミングをさらに悩ましくさせる。ディーププリントゲームズ専属のイラストレーター、A.ヘラーの遊び心あるイラストにも注目の作品だ。

CMONジャパン:グレート・ダイノ・オークション
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