羽ペンで兵士集め『ペンは剣よりも強し』5月19日発売
コロコロ堂は5月19日、『ペンは剣よりも強し』を発売する。ゲームデザイン:M.シャハト&S.ネグロ、アートワーク:柴田沙央里、2~4人用、8歳以上、20分、1650円(税込)。ゲームマーケット2022春で先行販売される。
グリム童話『金のロバ』によるカードゲーム『ゴールド!』(2011年)のテーマ変えリメイク。羽ペンカードで兵士を集め、一番強い部隊を作る。場から取るか、場と交換するかの2択なのに大いに悩ませる。
はじめは各自「-2」の羽ペンカード1枚から始める。5枚並んだ場から最も値の低いカードを1枚取るか、自分のカードと場の1枚を交換する。交換する際は、兵士カードを出したらそれよりも値の低い兵士カードしか取れないが、羽ペンカードを出せばどんなに強い兵士カードでも取れる。
こうして同じ色の兵士3枚を集めたら軍隊の完成となって裏返しになる。ボーナスとして他のプレイヤーから1枚カードを奪うことができる。こうして山札がなくなったら、残った色ごとのマジョリティで最終得点が入り、合計で勝敗を決める。
リメイクにあたり、羽ペンカードが出るたびに5枚の場札ががらりと変わる密書ルールを追加。カードの側面がゴールドの豪華仕様になっている。
ペンは剣よりも強し(M.シャハト&S.ネグロ, コロコロ堂, 2022)
場からペン(-2点)を取るか、ペンを武器(プラス点)と交換するかして、同じ色が3枚揃ったら得点化できる。その時ほかプレイヤーからカードを奪うことができるため、色や数字を見て奪われないようなカード選択をするところがカギ pic.twitter.com/UiWfp4XxFu— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) June 11, 2022
落書き前のスケッチは何?『シャーロックとピカソ』日本語版、4月28日発売
ピチカートデザインは4月28日、「JELLY JELLY GAMES」のレーベルで『シャーロックとピカソ(Sherlock&Picasso)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:S.ラスジュリアリアス、アートワーク:A.ドイッセン&タンサン、3〜6人用、10歳以上、20〜30分、2750円(税込)。ゲームマーケット2022春にて先行販売される。
オリジナルはホビーワールド(ロシア)から2020年に発売された作品。デザイナーはフランス人。お題をイラストで当ててもらうゲームだが、皆が見る前にいたずらっ子役が落書きしてしまう。はたして落書きされる前のスケッチが何だったのか?
アーティスト役のプレイヤーはついたての裏でお題カードに書かれた8つのお題を1つずつスケッチシートに描く。描いたものからいたずらっ子役のプレイヤーに渡し、その上に落書きする。こうして40秒以内に8つすべてのお題をスケッチと落書きを行った後、探偵(他のプレイヤー)が元々何が描かれていたかを当てる。
正解したら探偵とアーティストに得点、正解者がいない場合はいたずらっ子が得点が入る。すべてのプレイヤーがアーティストといたずらっ子を一回ずつ行ったらゲーム終了となり、得点が最も多いプレイヤーが勝利する。
元がわからなくなるようないたずら書きと、いたずら書きされても通じるような構図のせめぎあいは取り組みがいがあり、答え合わせでアハ体験が楽しめるパーティゲームだ。
内容物:お題カード 84枚、ついたて 2枚、鉛筆 2本、得点チップ 24個、スケッチシート1冊、ルールブック1枚
シャーロックとピカソ(Sherlock&Picasso / S.Lasjuilliarias / JELLY JELLY GAMES, 2022)
親が描いた絵にもう一人がいたずら書きしてもとの絵のお題を当てる。当てられなければいたずら書きした人が得点。親は40秒で8枚描くので、ちょっといたずら書きしただけで何だかわからなくなる pic.twitter.com/lajb2Vxuu1— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) May 6, 2022