『レース・フォー・ザ・ギャラクシー:拡大の輪舞』日本語版、6月上旬発売
ホビージャパンは6月上旬、『レース・フォー・ザ・ギャラクシー:拡大の輪舞(Race for the Galaxy: Expansion and Brinkmanship)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:T.レーマン、イラスト:、1~6人用、14歳以上、30~60分、5500円(税込)。プレイするためには『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』(初版、第二版どちらでもOK)が必要。
昨年日本語版が発売されたSFカードゲーム『レース・フォー・ザ・ギャラクシー(第二版)』に合わせて既存の拡張セット3つを改訂し、オールインワンにした。オリジナルはリオグランデゲームズ(アメリカ)から今春発売されたばかり。
新たな初期ワールド4つと「目標」選択ルールが追加される『嵐の予兆(The Gathering Storm)』、新たな初期ワールド3つと「占領」選択ルールが追加される『帝国対反乱軍(Rebel vs Imperium)』、新たな初期ワールド4つと「威信/探索」ルールが追加される『戦争の影(The Brink of War)』が入っており、6人まで遊べるようになるほか、段階的に導入したり、好きなものを選んで追加したりできる。
カードのデザインは色覚多様性に対応した『レース・フォー・ザ・ギャラクシー 第二版』に揃えてあり、ルールに若干の調整が行われている。ソロプレイルールやドラフトルールもあり、プレイの幅を広げる。
内容物:初期ワールド 11枚、ゲームカード 104枚、アクションカード 18枚、VPチップ 16枚、目標タイル 20枚、目標VPチップ 10枚、威信リーダータイル 1枚、探索シート 1枚、威信/探索カード 6枚、威信チップ 30枚、占領ディスク 1枚、軍事スライド 6枚、木製キューブ 24個、特殊軍事カウンター 16枚、1人ゲーム用マット 1枚、専用ダイス 2個、マットタイル/カウンター 21個、1人ゲーム専用ルールブック、自作用「空白」カード 22枚
(写真はドイツ語版)
カナイセイジのバトルロイヤル『クイックショット!』6月16日発売
アークライトゲームズは6月16日、『クイックショット!』を発売する。ゲームデザイン:カナイセイジ(カナイ製作所)、特別協力:A.ボザ、アートワーク:嶋田美咲、1~7人、8~99歳、5~10分、1320円(税込)。
『ワードッチ』『ピッタンコはんはん』に続く「アークライトキャラメルシリーズ」第3弾。フランスの大賞作家A.ボザの協力のもと、カナイセイジ氏がデザインしたバトルロイヤル・シューティングをテーマにしたカードゲームだ。
各自は5枚の手札を持ち、4ラウンドの戦いで最後まで生き残ることを目指す。各ラウンドにはまずゲームメイカー(親)が1枚カードを出し、それを見て他のプレイヤーも全員同時に1枚出す。数字の小さい順に効果を発動していき、効果によって相手を脱落させたり、自分の身を守ったりしてから、ラウンドの勝者を決める。こうして4ラウンド目で勝者になったプレイヤーの勝利。
手軽な作品ながら、同じカードが被ると行動ができなくなるなど読み合いの要素や、カードの効果による即脱落の緊張感もあり、狙いが決まったときの爽快感も味わえる。名作『ラブレター』発売から10年を経たカナイセイジ氏による、「同時対戦型ラブレター」ともいえる作品だ。
内容物:カード 48枚、説明書 1枚(※カードサイズ:56×87mm)
クイックショット!(カナイセイジ / アークライト, 2022)
親が1枚オープンで出してから、全員が裏にして出して一斉公開。数字の低い順に特殊効果を使って、生き残った上で4回目に勝つことを目指す。一発で即死なんてしょっちゅうだが、どのカードが出るかで展開が変わるので延々遊んでいられる pic.twitter.com/Uz3yVWhG0r— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) September 23, 2022