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都道府県ボードゲームカフェランキング

ポッドキャスト「おしゃべりサニバ~ボードゲーム大作戦改~」第351回「データで見る!日本ボードゲーム事情!!の巻!!」(リンク)で、シャーク氏が「都道府県別人口10万人あたりボードゲームカフェ数」という興味深い統計を発表した。ボドゲーマの「全国のボードゲームカフェ/店舗」(リンク)に基づいて計算したものだが、ご自身の都道府県で見ていただければ分かる通り、TCGショップ・宿泊施設・カラオケルーム・単発イベントなど、ボードゲームカフェの範疇に収まらないところも登録されており、正確さに欠ける。

当サイトではボードゲームカフェバーリンク集ボードゲームプレイスペースリンク集を作り、開店・閉店情報が入り次第定期的に更新している。分類が難しい店舗もあるが、2023年2月現在で登録されているボードゲームカフェ252軒、ボードゲームバー64軒、ボードゲームプレイスペース151軒に限って都道府県別人口10万人あたり軒数を集計した。結果は以下の通り(カッコ内は10万人あたり軒数/実軒数)。全国平均は0.37軒/10万人で、30万人エリアに1軒ぐらいずつある計算だ。

1位は実軒数でもトップ(101軒)の東京。実軒数2位(57軒)の大阪を抜いて、実軒数7位(18軒)の京都が2位、17位(6軒)の富山が6位に入った。和歌山、島根、沖縄、高知、愛媛が10位以内となっている。人口1350万人の東京では1軒増えただけでは0.01ポイントほどしか上昇しないが、人口100万人の富山では0.1ポイント上昇する。人口の少ない県ほど、1軒の差がランキングを左右している。軒数ゼロの佐賀に期待。

この結果をTwitterで発表したところ、上位となった人口が少ない県からは喜びの声が上がっている。

(2022年3月更新:富山に重複集計があったため修正しました)

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ホテルの定員に滑り込み!『オーバー・ブッキング』日本語版、3月上旬発売

ホビージャパンは3月上旬、『オーバー・ブッキング(Overbooking)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:P.ランディーニ、イラスト:フィオーレ、2~4人用、10歳以上、30分、3960円(税込)。

フッフ社(ドイツ)が昨秋リリースした宿屋の空室予約合戦カードゲーム。デザイナーはこの作品がデビュー作となる。

むかしむかし、とある王様が広く臣民のために豪華な宴会を催すことになり、王国中から数え切れないほどの客が招待された。しかし直前予約割引を狙って誰も宿泊していなかったのである。残り少ないベッドを巡る争奪戦に、王室の侍従としてオーバーブッキング(過剰予約)になる前に自分の客全員分のベッドを確保することを目指す。

プレイヤー人数分のホテルカードを並べ、各自自分の客カード9枚をもってゲームスタート。自分の手番には客カードを1枚、いずれかのホテルの予約列か裏口に伏せて置く。

ホテルには定員と宿泊条件が書かれており、客カードに書かれたベッド数の多い順に定員まで予約できる。しかし裏口に並んだ客の特殊効果で順番が入れ替わることも。4ラウンドで宿泊できた客の勝利点で勝敗を決める。

客カードの裏面は紋章の大きさでだいたいのベッド数がわかるため、他プレイヤーの出したカードを推測してプレイできる。さらに6種類の客がもつ特殊能力を予測することで、ブラフと先読みの楽しみが加わる。

内容物:客カード 96枚、宿カード 8枚、ポイント・タイル 20枚、スタートプレイヤー・マーカー 1個、得点カード 4枚、早見表カード、ルールブック