Posted in 日本語版リリース

カード交換で真相へ『厄介なゲストたち:ウォルトン氏殺害事件』日本語版、9月下旬発売

数寄ゲームズは9月下旬、『厄介なゲストたち:ウォルトン氏殺害事件(Awkward Guests)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:R.G.ガルシア、イラスト:S.G.ガルシア&L.M.ソレラ、1~8人用、12歳以上、45~75分、5940円(税込)。公式サイトでは9月13日より先行販売開始。

オリジナルはメガコーピンゲームズ(スペイン)から2017年に発売された作品。英語版はキックスターターを通して2019年に発売されている。カードの組み合わせによって遊ぶたびに真相が変わるミステリーと捜査のカードゲーム。

プレイヤーはウォルトン氏に招かれた探偵として、ウォルトン氏の殺人事件の真相を探る。毎ゲーム、200枚以上あるカードから指定された番号のカードを70枚抜き出して「事件」のデッキを構築し、各プレイヤーに6枚ずつ配る。手番にはゲストか部屋を選び、他のプレイヤーの提示したカードの重要度に応じて手札を交換する。

得られた情報は自分の捜査シートに記入していき、「犯人」「凶器」「動機」「共犯者の有無」「共犯者の動機」が明らかになったと思ったら事件解決に挑戦。アプリに解答を入力して正解すれば勝利となる。不正解でも正解は教えられないのでゲームに復帰できる。手札を3枚捨て、6枚になるまで補充して次のプレイヤーの手番となる。

ルールブックでは難易度に応じて30通りの組み合わせが掲載されているが、理論上は3600通りにもなり、さらにそれぞれの真相は数千通りのカードの組み合わせから推理できる。誰よりも早く事件の謎を解くには、真の推理能力が試される。また、ソロモードではミステリー小説を読むように、1人でじっくり事件解決に取り組むこともできる。

数寄ゲームズ:厄介なゲストたち:ウォルトン氏殺害事件


(写真は英語版)

Posted in 日本語版リリース

タイル配置で海洋探検『ロスト・シーズ』日本語版、9月17日発売

テンデイズゲームズは9月17日、『ロスト・シーズ(Lost Seas)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:J.ベンヴェヌート&A.ドロワ、イラスト:M.ジュマール、2~4人用、7歳以上、20~30分、3850円(税込)。

オリジナルはブルーオレンジゲームズ(フランス)から今年発売された。神秘的で危険な未知の海域を探索するタイル配置ゲーム。

各プレイヤーに8枚の得点条件が示された探検タイルが配られ、表か裏を選び、縦横に4枚ずつ並べてスタート。この得点条件に沿って4×4で16枚のタイルを並べていく。手番には場から時計回りに海タイルを1枚ずつ選び、自分の場に配置する。1周したらタイルを補充し、最後にタイルを取ったプレイヤーからまたタイルを選んでいく。これを繰り返して16枚のタイルを並べたらゲーム終了と得点計算となる。

探検タイルにはいろいろな要素が「ある/ない」、「○つある」、「2つの要素でペア」などの条件があり、海タイルも要素が1つだけのもの、複数描かれているもの、また描かれている個数もいくつもパターンがある。これらを縦も横も得点になるように配置するのは至難の業。探検タイルにはローリスク・ローリターンの面とハイリスク・ハイリターンの面があり、最初の選択でどのように配分するかもカギとなる。16枚のタイルを選んで並べるだけのシンプルなゲームながら、パズル要素とビンゴのような運試しが楽しめる作品だ。

テンデイズゲームズ:ロスト・シーズ日本語版