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南オーストリアの鉄道網建設『インペリアルスチーム』日本語版、11月17日発売

Engamesは11月17日、『インペリアルスチーム(Imperial Steam)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:A.ヒューマー、イラスト:A.レーシュ、2~4人用、12歳以上、120分、9900円(税込)。

キャップストーンゲームズから2021年に発売された作品。ゴールデンギーク賞の重量級ゲーム部門にノミネートされている。19世紀の南オーストリアを舞台に、産業化時代に工場を作り、鉄道網を拡大するネットワークビルド&ピックアンドデリバーゲーム。

手番にはワーカーを使ってアクションを1つずつ実行する。都市間を鉄道でつなぎ、つないだ都市に駅や工場を作り、商品を生産し、契約を達成する。労働者を雇用したり、機関車をアップグレードしたりすれば効率が上がり、株式を発行すればまとまった資金を調達することもできる。

8ラウンドでゲーム終了となるが、トリエステまで線路が引かれるとサドンデスもあるため、計画的にゲームを進めるだけでなく、時には急いで契約を達成したほうがよいこともある。鉄道ゲームの醍醐味がたっぷり詰め込まれたゲーマーズゲームだ。

内容物:ゲームボード1枚、労働者ボード2枚、工場ボード2枚、株式ボード4枚、メインアクションタイル11枚、国有鉄道準備カード35枚、資金カード87枚、契約カード28枚、車両タイル70枚、機関車タイル24枚、ゼメリングタイル1枚、鉄道駅タイル8枚、都市タイル69枚、都市の鍵タイル8枚、貨物タイル9枚、発展タイル4枚、拠点都市タイル4枚、労働者雇用価格マーカー8個、予約トークン35枚、事業トークン24枚、ラウンドマーカー1個、拠点都市影響力マーカー8個、国有鉄道マーカー4個、技術者駒8個、商品駒160個、投資家駒34個、工場駒48個、株価マーカー4個、プレイヤーボード4枚、メインアクションマーカー20個、労働者駒60個、手番順マーカー4個、線路駒72本、鉄道駅駒12個、サマリーカード4枚、準備カード15枚

Engames:インペリアルスチーム

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相手の位置を推理して呪文を放つ!『マリオット』11月18日発売

やのまんは11月18日、『マリオット』を発売する。ゲームデザイン:明地宙(SoLunerG)、イラスト:あまな&里瀬ほとり&ミナミナツキ、2~4人用、8歳以上、20分、2970円(税込)。ゲームマーケット2022秋にて先行販売された。

SoLunerGがゲームマーケット2021大阪の新作として発表した『スノースマッシュ・クラン』をテーマ・ルールともにリメイク。ファンタジー世界の魔術士となり、ぬいぐるみ使い魔でお互いの位置を推理しつつ攻防を繰り広げる。

5×5マスの陣地はついたてで隠されており、どこにぬいぐるみ使い魔がいるかはお互いわからない状態で始まる。手番には1体を移動させ、呪文で他プレイヤーを攻撃する。攻撃先は座標で伝え、相手にヒットさせることができれば得点になる。

呪文で攻撃するには魔法陣が必要で、これによって相手に位置がわかられてしまう。広い範囲で低パワー、限定範囲で高パワーの呪文を駆使して、自分の位置を悟られず、相手を捉えていくことが勝利へのカギとなる。ここぞという時に使える大魔術を使えば大逆転が狙えるかもしれない。

ゲームマーケット大賞2019を受賞した『フォグサイト』から生まれた対戦ゲーム。手探りの中から次第に状況が見えてくる楽しさに加えて、やるかやられるかのスリルも味わえる作品だ。

内容物:クランカード(A・B)各6枚、ジェムカード 8枚、アクションカード 12枚、フィールドボード 5枚、スコアボード 1枚、スクリーン 6枚、コマ&マーカーシート(A・B)各1枚、説明書 1部

やのまん:マリオット