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マーダーミステリーゲーム『鍾乳穴の奥の院』10月31日発売

鍾乳穴の奥の院グループSNE/cosaicは7月31日、マーダーミステリーゲーム『鍾乳穴(かなちあな)の奥の院』を発売する。ゲームデザイン:清松みゆき、アートワーク:タンサン、6人用、15歳以上、150分、3960円(税込)。

ゲームマスターなしでプレイできるパッケージ型オリジナルマーダーミステリーシリーズ第26弾。『河辺の夜の夢』の清松みゆきが、旧い因習に縛られた集落を舞台に、5年ぶりに制作した。

とある地方市のはずれ、山あいの集落に鍾乳洞を奥の院とし、地底湖をご神体と祀る風変わりな神社があった。過疎が進んで賑やかな祭りは消えてしまったが、龍神を鎮めておくためだけにささやかな奉納の儀だけはそこで続けられていた。神主と地区代表者だけで細々と行われていたその儀式だが、今年は様相が異なっている。物珍しさに惹かれたという動画配信者、その彼に神社を紹介した地元出身者、相談で興味を持った学者など、十人近くがぞろぞろと押しかけた。……そして、龍神の顎がひとりを呑み込んだ。生き延びて、真実を掴んでください。

グループSNE:鍾乳穴の奥の院

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同時選択のロール&ライト『世界の七不思議ダイス』日本語版、10月下旬発売

ホビージャパンは10月下旬、『世界の七不思議ダイス(7 Wonders Dice)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:A.ボウザ、イラスト:A.リポシェ、2~7人用、10歳以上、25分、5500円(税込)。拡張セットではなく、単独でプレイできる。

数々のゲーム賞を受賞した文明発展ゲームを手軽なロール&ライトゲームにしたもので、ルポ・プロドゥクシオン(ベルギー)から今秋世界同時発売される。

毎ラウンド、ボックスに蓋をしてダイスを振り、蓋を開けて同時プレイでダイスを1つ選ぶ。ボックスは4つのエリアに分かれており、ランダムにコストが決まる仕組み。選んだダイスの出目によって布ボードに消去可能なペンで印をつけ、建物を建て、収入や勝利点が入る。ダイスを選ばずに七不思議の建設をするか、3金を得ることもできる。

建物が完成するたびに追加手番などのボーナスがあり、誰かが3件建物を完成したらゲーム終了。各建物と七不思議の勝利点を合計して勝敗を競う。

全員同時プレイによる展開の早さ、左右のプレイヤーとの戦力比較や、最初に完成したらもらえるボーナスなど、『世界の七不思議』の魅力を、簡単なセットアップと覚えやすいルールで楽しめるようにした作品だ。

内容物:ダイス 10個、ボード 7枚、筆記用具 7本、布 7枚、小箱(広場)1つ、得点記録ボード1枚、プレイヤーエイド3枚、ルールブック1冊