日本版The One Hundred 2022、1位は6年連続で『テラフォーミング・マーズ』
好きな非電源系ゲームを挙げる毎年恒例の年末投票「日本版The One Hundred」投票が12月1日から12月10日まで行われた。発起人はさとーとしき氏(twitter)、集計はゆれひ氏(twitter)。Google Formを使って各自がオールタイムベスト15を投票した。今年の投票者数は431名で、昨年(546名)から115人の減。
1位は今年も『テラフォーミング・マーズ』で6年連続。得票率も昨年とほぼ同じ26%で、4人に1人は投票した計算になる。10位圏内では『ウイングスパン』と『プエルトリコ』が返り咲いた。最もジャンプアップしたのは『ワーリング・ウィッチクラフト』で昨年の75位から14位。
新作の最高位は『アーク・ノヴァ 新たなる方舟』で2位、国産トップは昨年までの『異世界ギルドマスターズ』と、今年ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた『スカウト』が同着となった。国産は102タイトル中12タイトルと昨年と同数。日本語版未発売の海外ゲームは8タイトルと昨年から5タイトル減っている。
上位作品で未プレイやしばらくプレイしていないものがあれば、年末年始にプレイしてみてはいかが。
過去の結果:2021年/2020年/2019年/2018年/2017年/2016年/2015年/2014年/2013年/2012年/2011年/2010年/2009年/2008年/2007年/2006年/2005年
ダイスと支配でパラメータ上昇『ファーストエンパイア』日本語版、12月21日発売
テンデイズゲームズは12月21日、『ファーストエンパイア(First Empires)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:E.B.ヴォーゲル、イラスト:J.フルーリー、2~5人用、14歳以上、30~60分、6600円(税込)。
『レス・アルカナ』のサンドキャッスルゲームズ(アメリカ)から今春発売された作品。デザイナーは『キタラ』のヴォーゲル。古代国家を発展させ、領土を広げ、都市を建設し、世界でもっとも優れた偉大な文明になることを目指す。
自分の手番にはスペシャルダイスを振り、剣の出目とミープルで領土を拡大していく。ダイス目と支配している地域のアイコンが一致していれば、5つのパラメーターを上げ、ダイスの個数、ダイスの振り直し回数、駒の数や移動力を増やすことができる。
規定ラウンドでゲーム終了となり、パラメーターの進度やボーナスカードの条件達成などによる勝利点で勝敗を決める。
状況や展開に応じて征服をするのか、発展させるのかを見極めなければならず、出目に応じた柔軟なプレイが求められる。華やかなアートワークや、ダブルレイヤーの個人ボード、駒入れなどコンポーネントも見どころ。