扶桑社よりムック『ボードゲーム総選挙2023』12月16日発売
扶桑社は本日、ムック本『ボードゲーム総選挙2023』を発売する。A4版、1320円(税込)。
昨年の同時期に発売された『ボードゲーム総選挙2022』の続編。全国のショップ&カフェ店員100人が選んだ本当に面白いボードゲーム128タイトルを、7部門に分けて紹介。各部門ごとに1位を決定する総選挙になっている。
部門分けは〈定番〉〈名作〉〈じっくり〉〈お手軽〉〈2人〉〈協力〉〈眺めて楽しい〉の7つ。プレイ時間・人数・対象年齢・ゲーム性などの基本スペックがひと目で分かる索引が付いている。
ほかにもジェリージェリーカフェの白坂翔氏による「ボードゲームの魅力」、ゲームデザイナーのカナイセイジ氏による「ボードゲーム設計の裏側」、ゲーム実況者影。/ かげまる氏による「人はなぜマーダーミステリーにハマるのか!?」などインタビュー・コラムページも充実。ボードゲームホテル「MIMARU大阪 難波STATION」のレポートや、全国でボードゲームを買えるショップ&遊べるボードゲームカフェがリストアップされている。
ボードゲームのムック本はぴあMOOK『おとなが愉しむ ボードゲームの世界』(2021年8月)、扶桑社『ボードゲーム総選挙2022』(2022年12月)、太田出版『本当に面白いボードゲームの世界』(2022年5月)と各社から発行され続けている。
『カヴェルナ:狂乱の魔物たち』日本語版、2月上旬発売
ホビージャパンは2月上旬、『カヴェルナ:狂乱の魔物たち(Caverna: Fiese Feinde)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:U.ローゼンベルク、&J.マイルホファー&K.H.ケトル、イラスト:K.フランツ、1~7人用、12歳以上、プレイ人数×30分、5280円(税込)。プレイするためには『カヴェルナ』基本セットが必要。箱絵を一新した基本セットも再販される。
ドワーフたちが森林と洞窟を切り拓く農場経営ゲームの拡張セット第2弾(第1弾『忘れられた部族』とは組み合わせ不可)。今度は恐ろしいオークたちが森から洞窟に向かって攻め込んでくる。畑や牧場を略奪し、家族を脅かすオークたちに武装して立ち向かおう。
各プレイヤーボードの森林にオークが出現し、収穫のときにカードで指示されたパターンで洞窟に近づいてくる。途中に罠を仕掛けたり、犬と一緒に戦ったりして退治すれば報酬が得られるが、退治できないと洞窟にまで入り込み、部屋を占領されたり、家族が人質に取られたりして得点を失ってしまう。
しかしオークは話が通じる面もあり、賄賂を渡してどいてもらったり、あまつさえ味方にして追加のワーカーにしたりすることもできる。新しい得点パターンだけでなく、ファンタジー世界の想像力をかきたてられる拡張セットだ。チャレンジングなソロキャンペーンも入っている。
内容物:カード 60枚、マーカー 150枚以上、複数パーツの報酬ボード 1組、オークイベントボード 4枚、部屋タイル置き場ボード 10枚、新しい部屋タイル 25枚、トラップタイル 30枚、ルールブック
(写真はドイツ語版)
カヴェルナ:狂乱の魔物たち(Caverna: Fiese Feinde)
森の奥から4体のオークが攻めてくるのを、罠で撃退しつつ畑や採掘を行う。オーク対策に全振りした結果、他の仕事がおろそかに。全部倒してから/仲間にしてから畑や採掘ではなく、同時進行で進めていく必要があった。プレイ時間は4人で4時間 pic.twitter.com/7arQSeJIcQ— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) August 13, 2023