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拡張全入り『村の人生:BIG BOX』日本語版、2月下旬発売

ホビージャパンは2月下旬、『村の人生:BIG BOX(Village: Big Box)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:I.ブラント&M.ブラント、イラスト:C.クィリアムス&J.デイヴィス、1~5人用、12歳以上、60~120分、13200円(税込)。

2012年にドイツ年間エキスパートゲーム大賞とドイツゲーム賞の2冠ほか、世界のボードゲーム賞を獲得した名作ゲーマーズゲームが拡張セット全入り、アートワーク一新で復刻された。

プレイヤーは中世ヨーロッパの村に住む一族となり、職人、商人、聖職者、政治家、旅人などさまざまな仕事に就かせて一族の名声を得る。ワーカープレイスメントでアクションを選択するが、行動のたびに時間は過ぎていき、一定時間が経つとワーカーは死んでしまうところが特徴。次世代を育てつつ、死んだワーカーで村の歴史に名を刻む。

基本ゲームに加え、既発売の拡張セット「酒場」と「港町」、すべてのプロモカード、さらに完全新作の拡張セット「結婚」を同梱。新しくどの拡張でもプレイ可能なソロモードが加わった。カラフルなアートワークに一新されたほか、ダブルレイヤーのプレイヤーボード・村の歴史ボード、スクリーン印刷のミープルなど、コンポーネントが豪華になっている。

内容物:ゲームボード 1枚、結婚ボード 1枚、酒場ボード 1枚、村の歴史 1枚、布袋 2枚、ダイス(4面体)1個、カード 71枚、大きいカード 18枚、厚紙タイル 237枚、木製コマ 67個、木製の船コマ 5個、木製キューブ 139個、木製ディスク 33枚、船タイル 5枚、農場ボード 5枚、木製マーカー 10個 他

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フランス年間ゲーム大賞2023ノミネート

カンヌ国際ゲーム祭実行委員会は25日、アスドール・フランス年間ゲーム大賞(As d’Or – Jeu de l’Année)のノミネート12タイトルを発表した。一般、キッズ、中級、エキスパートの4部門について、この中から2月23日、カンヌ国際ゲーム祭会場にて大賞が発表される。

1988年に始まり、ジャーナリストやレビュアーからなる審査員によって選考されるゲーム賞。昨年は『世界の七不思議:建築家たち』、一昨年は『ミクロマクロ・クライムシティ』が大賞に選ばれている。キッズゲーム部門は2006年から、エクスパート部門は2009年から始まり、昨年はそれぞれ『バブルストーリーズ』、『デューン・インペリウム』が選ばれている。昨年から、ゲームに慣れてきた人向けの中級ゲーム部門(initié)が新設され、『リビングフォレスト』が選ばれた。

日本からは、アスドール部門に『ディストリクト・ノワール』(大気圏内ゲームズ『聖杯サクセション』のフランス語版)がノミネートされている。エキスパート部門に『江戸職人物語』(Imagine Games)がノミネートされている。日本人作品がノミネートされるのは『シャドウハンターズ』(2010)『ラブレター』(2014)『七英雄物語』『街コロ』(2015)『ピクテル』(2017)『リトルタウンビルダーズ』(2020)『ハピエストタウン』『江戸職人物語』(2022)に続き9回目。

【フランス年間ゲーム大賞2022ノミネート】
アスドール部門
アクロポリス(Akropolis)
ゲームデザイン:J.メソー、イラスト:P.デトラ/ギガミック
ディストリクト・ノワール(District Noir)
ゲームデザイン:シマムラナオ&ドウゲンノブタケ、イラスト:V.ロシェ/ブラックロック・ゲームズ
ザッツ・ノット・ア・ハット(That’s not a Hat)
ゲームデザイン:K.ラップ/ラベンスバーガー

キッズゲーム部門
フラッシュバック・ゾンビ・キッズ(Flashback Zombie Kidz)
魔法の山(La Colline aux Feux Follets)
ストンプ・ザ・クランク(La Planche des Pirates)

中級ゲーム部門
アリス・イズ・ミッシング(Alice is missing)
チャレンジャーズ!(Challengers!)
チューリングマシン!(Turing Machine!)

エキスパートゲーム部門
アーク・ノヴァ(Ark Nova)
カーネギー(Carnegie)
フェデレーション(Fédération)