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トップテン18禁(Top Ten 18+)

10までのito

『スカウト』と共に今年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたコミュニケーションゲームのアダルト版。配られた数字(1~10)をお題に沿って各自表現し、親が昇順になるように指名していく協力ゲームである。

まず親がお題カードを引いてお題を発表する。「ヘリコプターで届ける支援物資が間違っていた。誰も要らないもの→みんなの命を救うもの。」各プレイヤー(親も含む)には1~10のカードがランダムに配られ、最初に親が自分が持っているカードの数字に対応する回答を言う。「サランラップ。」他のプレイヤーはこれを参考にして、自分の数字に対応する回答をいう。

全員が発表したら、親は数字が小さいと思うものから指名してカードを公開。昇順になっていればよいが、前の人より数字が小さいとペガサスチップがひっくり返ってウンコになる。5ラウンド終了までにペガサスチップが残れば全員の勝利。

このゲームの日本語版がリリースされず、『ito』も海外版になっていないことからあまり取り沙汰されていないが、数字が10までしかないこと、決めるのは親であることを除けば『ito(2019)』と同じルールである。18禁版はそれなりに激しいお題が入っており(AVタイトル、ソフトコアからハードコアなど)、ジェスチャーや擬音で表現するものもあるのでかなり盛り上がったが、そのあたりが気になる方は入手を検討されたい。

Top Ten 18+
ゲームデザイン:A.ピコレ
カクテルゲームズ(2021年)
4~9人用/18歳以上/20~40分

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ボードゲームCF支援総額ランキング、7タイトルが1000万円超え

当サイトでは28日、日本発のボードゲームのクラウドファンディングランキングを調査し、Twitterで発表した。1位になった『アクアガーデン:ビーチコーミング』の4800万円をはじめ、7タイトルが支援総額1000万円を超えた。

当サイトでは右サイドバーに現在進行中のクラウドファンディングを掲載してウォッチング。ほぼ毎日のように新しいプロジェクトが始められ、1年で数百にのぼったとみられる。多くのプロジェクトは100万円以下で終了する中、とてつもない金額を集めるプロジェクトが登場した。

1位となった『アクアガーデン・ビーチコーミング』は32,029,783円を集めた水族館経営ゲーム『アクアガーデン』の拡張セット。キックスターターで資金募集され、150万円の目標金額を開始12分で達成、最終的に約3000人が48,175,674円を出資した。

2位の『アトラスロスト』、3位の『オスティア』もキックスターターを利用しており、海外からの出資者が達成金額を押し上げた模様だ。4位と5位には海外ゲームの日本語版制作プロジェクト、6位に国内オンリーの『クアント』が入った。

ボードゲームクラウドファンティング2022ランキング(500万円以上)
1.アクアガーデン:ビーチコーミング(うちばこや)48,175,674円
2.アトラスロスト(タクティカルゲームズ)33,199,487円
3.オスティア(うちばこや)25,829,735円
4.スリーピングゴッズ日本語版(リゴレ)19,494,350円
5.デッドバイデイライト日本語版(アソビション)18,504,000円
6.クアント(アークライト)12,761,599円
7.ラストクロニクルインフィニティ(ホビージャパン)10,555,500円
8.ナイトフラワーズ(宮本アシタ)9,916,409円
9.ファンブリックシリーズ(itten)8,290,782円
10.オレとオマエの異世界転生(六角えんぴつ)7,443,109円
11.ラブレター10周年記念版(アークライト)6,467,870円
12.フジヤマクリエイト&ナナイロアジサイ(ななつむ)6,053,023円
13.蔵咲(どろん)5,627,200円
14.さかなかるた(千葉印刷)5,581,011円