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安田氏、ゲーム100選を批評

● 「アクア・ステップ・アップ」ボードゲーム倶楽部では、安田均氏のコラム第24回を公開しました。アメリカのゲーム雑誌が毎年発表しているゲーム100選から注目のピックアップで、日本ではほとんど知られていないアメリカのゲームが数多く紹介されています。

 ピアトニク社が「サン・ジミニャーノ」と同時に出した「ハレルヤ(Halleluja)」、2時間以上かかる重めの戦略ゲームを得意とするウォーフロッグ社の「リベルテ(Liberte)」、最近手軽なカードゲームを出しているR&Rゲームズの「ブリキの兵隊(Tin Soldiers)」、「エドズパンツ」の作者によるぶっとびテーマの競りゲーム「月の猿(Monkeys on the Moon)」、パーティ向けのコミュニケーションゲーム「ムード(Moods)」など。すでにプレイスペース広島で訳付販売されているものもありますが、これを機会に安田氏の勧めによって入手してみてはいかがでしょうか。(幻冬舎

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アメリカよりクニツィアの新作

● アメリカのメーカーR&Rゲームズはニューヨーク・トイフェアで今年の発売ラインナップを発表しました。そのリストでクニツィアの新作「ノミのサーカス(Flea Circus)」が発売されることが明らかになりました。このゲームはアミーゴから出ていた同タイトルのカードゲーム「フロカティ・サーカス(Zircus Flochati)」とは全く別もので、犬とネコのコマを楽しく奪い合う10分程度のスピーディーなゲームです。2〜6人用、6歳以上。

 クニツィアをはじめゲームデザイナーのネームバリューには最近疑問が呈され始めており、面白いという保証ではなくなりつつあります。しかし従来のクニツィア風・クラマー風といった観念を打ち破るゲーム群は、本当の意味での新しいゲームを作ろうとする意欲的な試みの表れと捉えることもでき、今後の動向が見守られます。(About.com