日本ボードゲーム大賞2002発表!
世界のボードゲームを広める会「ゆうもあ」は、2002年に発売された新作を中心に、日本人が面白いと認めるゲームを選出する日本ボードゲーム大賞を発表しました。国内ゲーム関係団体がノミネート作品を推薦し、全国各地のゲーム愛好者が投票するという選出方法を採用し、広く意見を集めることができました。4部門の受賞作品は以下の通り。このたびNPO法人も取得した「ゆうもあ」では、この賞がゲームを買い求める際の一助となることを期しています。またこれからも末永くこの賞を続け、海外にもアピールしていくことになっています。来年はさらに多くの人の投票が期待されます。(ゆうもあ)
〈日本ボードゲーム大賞 2002 受賞作品〉
海外ゲーム・入門者部門:トランスアメリカ(Trans America/F.-B.Delonge/Winning Moves)
海外ゲーム・フリーク部門:プエルトリコ(Puerto Rico/A.Seyfarth/alea)
国産ゲーム部門:ブロックス(Blokus/B.Tavitian/ビバリー)
子どもゲーム部門:穴掘りモグラ(Die Maulwurf Company/V.Chaves, B.Kaes/Ravensburger)
ノミネート発表、ドイツでの反響
19日に発表されたドイツ年間ゲーム大賞のノミネート作品リストは、ドイツのゲーム愛好者に格好の話題となっています。シュピールボックス・オンラインのフォーラムでは即日100件以上の書き込みがあり、またハル9000のアンケートも中間集計で50件を超えました。ドイツの下馬評は「パリス」「アルハンブラ」「クランス」あたりが有力。「アメン・ラー」は昨年の「プエルトリコ」のこともあり、人気が高いけれども大賞は受賞しないという見方が大勢です。ノミネートしてほしかったゲームとしては「ズーシム」「ヨーロッパツアー」「三畳紀」「新レーベンヘルツ」あたりに残念票が集まりました。これらのゲームは人気投票であるドイツゲーム賞への入賞が見込まれます。