カタン世界大会、日本代表決まる
9月19日、新宿東宝会館クラブハイツで「カタンワールドチャンピオンシップ2004日本大会」が行われ、354名の参加者からcarrol氏、Jagariko氏の2人が優勝、10月にドイツ・エッセンで行われる世界大会の切符を手にしました。
今回は予選で全員が3試合行い、ポイントの合計と占有率(全員の勝利点における割合)で競う方式。前回までのトーナメントと変わって、最後まで白熱した予選が繰り広げられました。予選1位通過は「関東周辺素人ボードゲーマーNo.1決定戦」をこの11月に開催するりんちゅ氏。決勝は予選の上位8名で2卓に分かれ、それぞれの1位が優勝となります。優勝したcarrol氏、Jagariko氏は予選7,8位で辛くも通過しており、その流れに乗っての優勝です。
会場ではカプコンのキャラクターを使ったロックマンエグゼカタンが販売、また参加賞として金銀のコマセットが配布されたり、抽選会が行われたりするなど、前回に劣らぬ盛況ぶり。その中でもスタンダード版とポータブル版を販売しているはなやまが存在感を示しました。
カプコンの動向が不安定なため、毎年開催されるか懸念の声が上がっているこの大会ですが、世界大会で2年連続決勝進出を果たしている日本勢の後続のためにも、また中学生のクラブ活動などの広がりを助長するためにも、安定した継続が望まれます。(Capcom)
モノポリー世界選手権、六本木ヒルズにて
4年に1度行われ、今年第12回を迎えるモノポリー世界選手権が10月8・9日、東京の六本木ヒルズで開催されます。東京で開かれるのはアジア初。世界チャンピョンのタイトルと賞金15,140ドル(ゲームで用いられるお札の合計額。もちろん本物)をかけて世界40ヶ国の代表が戦います。
日本からは前カナダ大会で優勝したタイトル保持者・岡田豊氏と、2001〜2004年の日本チャンピョンから勝ち抜いた植田幹浩氏が参戦。1988年の百田郁夫氏、2000年の岡田豊氏に続く栄光を狙います。
また日本での世界選手権開催を記念して村上隆デザインモノポリー六本木ヒルズエディションが9月29日の六本木ヒルズ先行販売を皮切りに10月7日から全国発売。ボードゲームの中でも知名度の高いモノポリーの人気を底上げをはかります。日本モノポリー協会会長の糸井重里氏もほぼ日刊イトイ新聞で大会の行方を見守っており、目が離せません。見学できるかどうかは、リンク先で発表される予定。(日本モノポリー協会)