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A.R.ムーン氏、結婚

ムーンカップル アメリカのゲームデザイナー、アラン・リチャード・ムーン氏(52)は2月14日、ジャネット・ニヴァーさんと結婚式を挙げました。30才のとき、アヴァロンヒル誌に「私の目標は美しい女性ゲーマーを見つけることだけです」とコメントしていましたが、それから20年以上かけてベストパートナーを見つけました。

 これからは夫婦で共同制作していくのか、これまでパートナーだったアーロン・ワイスブルム氏とのコンビは継続していくのかなど今後の展開が注目されます。折りしも今年のニュルンベルクでムーン氏は乗車券(Ticket to ride)、ワイスブルム氏はアダムとイブ(Adam&Eva)と別々に発表しており、ムーン氏の結婚で新しい局面を迎えている模様です。(Brett’n Board

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Siedler

今、ウィーンに留学している先輩がこのごろカタンをよく遊んでいるという。現地ではCatanではなくてSiedler(ズィードラー)と呼ばれる。

「この前なんか12時間近くもやっちゃってさあ、途中モノポリーを入れたのが間違いだったね」

「あとそれから海賊のカードゲーム、何だっけ、そうモイタラ! あれは面白かったよ」

なお、先輩がボードゲームを知ったのは留学してからである。誰かの家に集まってだらだら遊ぶ。少し前の日本でいう麻雀感覚だ。ドイツ語圏の大学生へのボードゲームの浸透ぶりに驚く。

さらに面白かったのが、そういうボードゲーム好きなのは日本学科(Japanologie)の学生だということ。以前は日本学科と言えば歌舞伎・着物などの伝統的なものに興味をもった学生が集まったものだが、今は違う。アニメとゲームだ。必然的に彼らは幼少時からボードゲームにも慣れ親しんでいる。先輩はそういう学生と付き合っているうちにボードゲームに誘われたのである。

その話を聞いて無茶苦茶うらやましかったと同時に、ウィーンに留学しなくてよかったとも思う。もし行っていたら、勉強など全くできなかっただろう。

インドの大学生のレジャーNo.1はハイキング。金はない、外は晴れている、周囲は自然がいっぱいと来ればそれしかないだろう。バイクでちょっと遠出して、歩く、歩く、歩く。

…インドで勉強できなくなるくらい暑くなったら、ウィーンに1ヶ月くらい避暑したいものである。