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「オイそれはオレの魚だぜ」ルール

手軽で深いと内外で評判の「オイそれはオレの魚だぜ(英:HEY! That’s my fish!/独:Packeis am Pol)」で、ペンギンは突き当たり(ほかのペンギンの手前か、いなければ氷河の端まで)進まなければならないというルールをよく聞くが、ルールにはそのような記述は見当たらない。

「ペンギンは好きなところで止まってよい」というのが正式(英語ルールは”as far as it wants”、ドイツ語ルールは”beliebig weit”)。だからこそ、選択の幅が増えて自分の島を確保したり、相手の行き先を塞いだりといった戦略的なプレイが可能になる。

突き当たりまで止まれないというのは日本語ルールの記述らしい。「氷は滑るから途中で止まれない」という納得しそうな理由も聞いた。これは単なる間違いなのだろうか。それとも意図的に作られたバリアントか。はたまた版によるルールの違いなのか。

知っている人がいたら教えてください。

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みんなで遊ぶゲーム展3

岡山県美作市の現代玩具博物館にて7月4日から「PLAY TOGETHER! みんなで遊ぶゲーム展3」が開催されている。各種ゲーム賞の受賞作紹介や体験会、ボードゲーム販売など。8月27日(日)には近くの愛の村パークにてゲームフェスティバルも行われる(要予約。ゆうもあのスタッフが指導)。開館時間午前9:30?午後5:00、入館料大人700円、子ども300円。

このシリーズは、ドイツの傑作ボードゲームを展示して実際に体験もできるという世界的にも稀な展覧会だが、この特別展がドイツ年間ゲーム大賞の公式ページで取り上げられた。展示された年間ゲーム大賞の受賞作品、そしてそれを食い入るように見つめる客、カヤナックを遊ぶ子どもたちの写真が大きく掲載されている。

「ほとんどの方はお子さんといらっしゃって家族みんなで遊びます。これまでボードゲームをあまり知らなかった人もこの展覧会を楽しんでくださり、世界にはこんなにたくさんのゲームがあることを驚いていかれます。」と展覧会の主催者は言う。(”Die meisten waren mit ihren Kindern da und die ganze Familie spielte zusammen. Auch Leute, die bis jetzt mit dem Brettspiel wenig zu tun hatten, haben die Ausstellung mit großer Begeisterung mitgemacht und waren erstaunt, dass es so viele Spiele überhaupt auf der Welt gibt”, berichteten uns die Macher der Ausstellung.)

博物館では12月3日までの会期中に12,000人の来訪者を見込むという。まだ4ヶ月あるので、関西在住者はもちろん、それ以外の地域に住んでいる人も機会を見て遊びにいってはいかがだろうか。大阪より智頭急行線特急で1時間50分、「大原駅」下車タクシー15分。付近の宿泊施設は現代玩具博物館のリンク集を参照のこと。