Posted in 日本語版リリース

コクヨから『アリスメトリックス』など3作発売

全国有名書店で遊びながら学習できるエデュケーションゲーム「オルダゲームシリーズ」を展開しているコクヨから、7月6日に新作3タイトルが発売される。イスラエルのオルダ社のゲームを日本語版で発売。2006年の8月以来、これまで6種類が発売されており、通算9タイトルがシリーズに並ぶ。
『アリスメトリックス』は数・演算記号・イコールのカードを組み合わせて等式を作るラミィ系ゲーム。場札を加えつつ、最初に配られた手札を早く使い切るのが目標。『イコールカード』や『トリンカ』と同じコンセプトだが、カードには数字のほかに風船のイラストもあり、より低年齢でも遊べるようになっている。7才〜大人向き、2〜4人、3,780円。
『テンズ・コネクション』は数字が書かれた三角形を、隣り合う数字が合計10になるように並べていくタイル配置ゲーム。つながるカードがなければ引いて、先に手札をなくした人が勝ち。「合計10」をテーマにしたゲームとしては『テンプラス』があるが、幾何学的視点を持ち込んでいるのが新しい。6〜10才向き、2〜6人用、3,570円。
『ステップアップ・フラクションズ』は『テンズ・コネクション』の発展型で分数が書かれた三角形を、合計1になるように配置するゲーム。7〜12才向き、2〜6人用、3,570円。
コクヨでは、オルダゲームシリーズの2007年度の売り上げ目標を1億円としている。上記のゲームが各1万セットという計算だが、教育と遊びの両立をはかりたい親の需要が相当大きいことを睨んだものと見られる。
コクヨ:オルダゲーム
日経プレスリリース:コクヨ、算数の基礎力を磨くカードゲーム3種類を発売

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ズーロレット外伝

25日にベルリンで発表された今年のドイツ年間ゲーム大賞は『ズーロレット』。ということで昨日早速遊ばせてもらう。そんな中での話をもとに。
A「2金で要らない動物を廃棄ってひどくない?」
B「廃棄じゃなくて処分でしょう? 安楽死」
A「もっとひどいよ!!」
B「で、その肉をミンチにして売ると」
A「ミートホープかい!」
B「そもそも動物が3,4種類しかいない動物園って変だよね」
A「まあ、言われてみれば」
B「ここは食肉工場なんですよ」
A「おえっ、こんな動物の肉食べたくなーい!」※
B「でも赤ちゃんなら肉も柔らかいんじゃ?」
A「そういう問題かー!」
というわけで、『ズーロレット』にはR指定がかけられることになったのである(ウソ)。
※『ズーロレット』に登場する動物はフラミンゴ・ラクダ・インパラ・ゾウ・パンダ・チンパンジー・シマウマ・カンガルーの8種類
こんな話で大賞作を貶めてはいけないと思い、日記にこっそり。