ダイスビンゴをオンラインで遊ぼう
ドイツのボードゲームサイト、H@LL9000は、今年の年間ゲーム大賞推薦リスト作である『ダイスビンゴ』(ラベンスバーガー)のオンライン版を公開した。ソリティアで遊ぶことができ、10月からはハイスコアコンテストも予定されている。
『ダイスビンゴ』の遊び方はカンタン。2つのダイスを振ってその合計を5×5の空いたマスに入れていくだけ。縦横斜めの列で以下のように揃えば点数になる。並び方は問わない。斜めの2列は得点が2倍だ。
・ワンペア(Zwillinge)…同じ数2つ/1点
・ツーペア(2 Zwillinge)…同じ数2つ×2/3点
・スリーカード(Drillinge)…同じ数3つ/3点
・フォーカード(Vierlinge)…同じ数4つ/6点
・ファイブカード(Fünflinge)…同じ数5つ/10点
・フルハウス(Volles Haus)…同じ数3つ+同じ数2つ/8点
・7ありストレート(Strasse mit 7)…7を含む連続した数/8点
・7なしストレート(7Strasse ohne 7)…7を含まない連続した数/12点
ゲームは同じだが、デザインは2種類ある。原版そのままのクラシックデザインと中世風デザイン。どちらで遊んでもよい。ダイス運も大きいが、確率を考えた配置の仕方が試されるだろう。以下のリンクからどうぞ。
・H@LL9000:Würfelbingo(Original)
・H@LL9000:Würfelbingo(Mittelalter)
・TGWレポート:ダイスビンゴ
ノルウェー年間ゲーム大賞2007ノミネート
ノルウェーのボードゲームサイト、ボードゲームガイド(Brett Spill Guiden)は本年のノルウェー年間ゲーム大賞(Arets Spill)のノミネート作品を発表した。この賞は今年3年目で、キッズ、ファミリー、パーティの3部門でノミネートされたのは各5タイトル。
キッズゲーム部門には、『魔法使いの夜』がノミネートされた。スウェーデン年間ゲーム大賞も受賞しており、最有力と見られる。ほかの4タイトルはAnimal Express、Hodebry、Jumbo Zoo、Lille tvy og politi。いずれも北欧のみで流通しているゲームと見られる。
ファミリーゲーム部門では『ケット(ディフレクション)』、『マニラ』、『リスク・エクスプレス』、『大聖堂』、『テイクイットイージー』の5タイトル。ドイツゲームの比率が高い。
パーティゲーム部門は『アトリビュート』、『スノルタ』など。残りの3タイトルは20 Sporsmal、Helt Texas、Sybarit。
以上の15タイトルは、オリジナルはドイツであっても全てパッケージからノルウェー語で印刷され、ノルウェー国内のメーカーが版元となって発売している。スウェーデン、フィンランドとともに北欧諸国のボードゲームブームを物語るものだろう。
大賞の発表は10月中旬。昨年は『オバケだぞ〜』『チケットトゥライド・ヨーロッパ』など、一昨年は『アルハンブラ』『メモワール’44』などが受賞している。