リアルタイムのサバイバルマッチ『スバム!』日本語版、4月8日発売
テンデイズゲームズは4月8日、『スバム!(Sbam!)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:T.バティスタ&M.プランツォ、イラスト:D.デルガード、2~6人用、8歳以上、20分、2200円(税込)。
クラニオ・クリエーションズ(イタリア)から2022年に発売された作品。覆面レスラーによるサバイバルマッチをテーマにしたリアルタイムゲームだ。
各自、左隣のプレイヤーと右隣のプレイヤーとの間に自由にカードをプレイし、「スバム!」カードが出たらラウンド終了。それぞれ最も多く出されたカードの色で数比べをするが、同じ数字を出しているとキャンセルになってしまう。さらに特殊カードの効果で捨てるカードや捨てないカードがあり、勝敗の行方をわからなくする。
負けたらダメージを受け、ダメージが蓄積したプレイヤーから脱落していって、最後の一人が勝者。いつラウンドが終わるかわからない焦りの中、刻一刻と変化する場の状況を見て、2つの場のどちらに出すかを選ぶ冷静な判断力が試される。ラウンドが終わってみれば思わぬ勝ちが転がってくることもあり、パーティーライクにも楽しめる。
スバム!(Sbam! / Battista & Pranzo / Cranio Creations, 2022)
同時プレイで両隣と出したカードの強さ比べ。色が多いカードの数値の合計、同じ数字はキャンセル、でも特殊カードで有効といった縛りがある中で、3枚の手札をどちらに出すか考えてどんどん出す。「スバム!」カードを誰かが出すと終了 pic.twitter.com/QWOwS5UFas— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) September 4, 2022
船上に高層建築『エンバーカデロ』『同:沈まない船』日本語版、4月8日発売
数寄ゲームズは4月8日、『エンバーカデロ(Embarcadero)』『同:沈まない船(Embarcadero: Unsinkable Expansion)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:A.バッキンガム&E.マリオット、イラスト:J.オーバン、1~4人用(拡張入り1~5人)、12歳以上、60~90分(拡張入り60~120分)、各8800円、2530円(税込)。数寄ゲームズの通販サイトで先行販売中。
1850年のサンフランシスコを舞台に廃船を土台に建物を建設する都市発展ゲーム。レネゲイドスタジオ(アメリカ)から2021年に発売された。
カードプレイで波止場に船タイルを配置し、建設コストを支払ってその上に建物を作っていく。建物は4階層まで積み上げることができ、さらに建設場所の取り合いと、桟橋のマジョリティ争いもあり、カラフルで立体的な盤面が形成される。
建物は得点だけでなくさまざまな効果があり、また手札から1枚ずつ次のラウンド用に保管しなければいけないため、計画性も求められる。拡張セット『沈まない船』では建物の建設時に沈めることができない代わりに特殊効果のある船タイルが登場。そのほかに新しい建物カード、イベントカードが追加され、5人プレイにも対応する。