サニーバードは10月18日、『ファイブシーズンズ』を発売する。ゲームデザイン:R.クニツィア、イラスト:岡田奈津希、2~4人用、7歳以上、15分、2420円(税込)。ゲームマーケット2024京都にて先行販売される。
ドイツ年間ゲーム大賞を受賞した『ケルト』のポータブル版『ケルトタイル(Keltis: Der Weg der Steine Mitbringspiel、2009)』のテーマ替え版。サニーバードでは『トリックマイスター』『フォレショレ』『ゴールドラッシュ』に続く「名作小箱シリーズ」第4弾に位置づける。春・梅雨・夏・秋・冬のタイルを昇順か降順にできるだけたくさん並べることを目指す。
手番には場のタイルを1枚めくって、自分の前に表にして置くか、表のまま場に戻す。あるいは表になっているタイルを取ることもできる。自分は要らないタイルでも、他のプレイヤーには絶好のタイルかもしれない。捨てるか取るかが悩ましい。
置くタイルは季節ごとに昇順または降順に並べなければならず、昇順なら前よりも大きい数字、降順なら前よりも小さい数字しか置けなくなる。しかもゲーム終了時に3枚以上置いていないとマイナス点になるため、季節によって0枚のほうがよい可能性も。裏向きのタイルがなくなったらゲーム終了で、季節ごとに得点計算して勝敗を決める。
ほかにもアイコンによってもう1手番できたり、持っていないと失点になってしまうタイルもあり、シンプルながらジレンマが幾重にも散りばめられたドイツゲームだ。
ファイブシーズンズ(Keltis Mitbringspiel / Knizia / Kosmos+Sunny Bird, 2009-24)
タイルをめくって自分の前に昇順または降順に並べるか場に捨てる。多ければ多いほど得点になるが、規定枚数以下だとマイナス。他の人と狙いがかぶるとお互い苦しいので、棲み分けと競争のバランス取りが重要 pic.twitter.com/msRn0L8oHB— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) January 13, 2025