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クンフー(Kung Fu)

型が揃って一撃必殺

侍さん、髭親父さんと私はつるつるめがね3人衆として少林寺で修行している。今日はその成果が試される日だ。アチョー!
ポーランドのクズーニャ・ギエルから発売されたリアルタイムカードゲーム。鶴、虎、猿、蟹という4つの型を揃えて技を繰り出す。
難易度によって1点、2点、4点という3つのコンビネーションがある。このうちどれを揃えてもよい。一斉にスタートして、『ピット』のように自由に交換。1枚対2枚などもOKである。
揃ったら「クンフー!」と言って公開する。このとき、順番もコンビネーションの通りにしなければならない。間違っていなければ得点。カードを補充し、新しいコンビネーションカードを出してゲームを続ける。
1点の技は難易度が低く、天和が多かった。ゲームを始めた瞬間に誰かが上がるという一撃必殺の展開。結局4点の技は誰も出せずに終わったが、数ラウンドかけてカードを集め、一発逆転を狙うのも悪くなかったかもしれない。
修行の成果は、あまり芳しくなかった。序盤に同じカードが揃ったので4点を狙えるかと思ったが(4点の技は、同じカード5枚というのが多い)、4点の技が全然動かず、結局手札を崩して1点か2点の技を狙う羽目に。そんな中途半端が響いて下位に沈んだ。
1点のカードがあまりに上がりやすいのが気になったが、揃えるべきコンビネーションが3種類あることで、上がりにくい高得点か、上がりやすい1点かを狙う幅があるのがよかった。
Kung Fu
H.スパラほか/クズーニャギエル(2009年)
4〜8人用/8歳以上/20分
テンデイズゲームズ:クンフー
Yahoo!オークション:クンフー

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秋葉原ゲーム会

先週に引き続き用事で上京したので、そのついでにふうかさんたちと秋葉原のR&Rステーションにてゲーム会。空きテーブルの問い合わせや、変わったゲームの持込など、至れり尽くせりで感謝である。
遊んだゲームは4タイトル。個別に後日レビューの予定。
ザバンドールの鉱山(Die Minen von Zavandor)
ルックアウトゲームズが今秋のエッセンで発表する新作の日本語版。JGCで先行販売されており、エッセンより前に遊べるとは、日本のボードゲーム環境は年々よくなっている。
宝石を掘って、その宝石で入札してアイテムを取り、アイテムをレベルアップして特殊能力を増やすという、ドラクエ世代にはたまらないゲーム(ドワーフだけど)。
ルールを読んだとき懸念された自由な交換ルールは、自然に要らないもの同士の交換となり、相手に渡したくなければ銀行と交換するだけなのでスムーズだった。
アイテムの出る順番によってゲームの展開が全く異なるので、また遊んでみたいと思える。時間も90分くらいで収まってちょうどよい。
フェイストゥフェイス(Face to Face)
目と鼻と口のパーツを並べる配置ゲーム。置けなくなったらタイルを引かなければならない。目と口は隣接できないため、必然的に鼻が重要になる。「鼻はどこ?」とピカソのような盤面を探し回っていたら、気持ち悪くなった。
パワーキティ(Power Kitty)
パンデミックの作者M.リーコックが娘さんと考えたという、UNOのバリアント。一気にカードを捨てられるパワーアニマルが、捨てられるカードがないと次の人に捨てる権利が移ってしまうところがミソか。UNOなので楽しくないはずがない。スキップ、スキップ、ドロー4とか。
間違い探し(What’ missing)
2枚のカードの違いを、誰よりも早く見つけるゲーム。どのカード同士でも、間違いが必ず2つある。間違い探し自体、集中力を要するが、それにスピード勝負が加わって、ぶっ倒れそうになる。
ふうかのボードゲーム日記:秋葉原ゲーム会