『スマイリーフェイス』日本語版
アークライトは9日、B.フェデュッティとG.ブーキンの新作『スマイリーフェイス(Smiley Face)』日本語版を発売した。4〜8人用、13歳以上、30分、1,575円。製作はファンタジーフライト社(アメリカ)。
喜び、悲しみ、驚き、怒りという4つのスートでカードを取り合うトリックテイキングゲーム。得点方法はラウンド枚に変化する。7ラウンド行われ、それぞれのラウンドで、プレイヤーは相手の場を見て手札からカードをプレイする。どこで手札を温存し、どこで勝ちに出るかを考えなければならない。シンプルながらタクティカルな要素のあるカードゲームだ。
作者はホームページで、同氏の作品である『海賊免許』『ノック!ノック!』に続くファミリー向きのカードゲームだが、前二作よりやや複雑になっているという。
日本語版のほかに、フランス語、英語、スペイン語、イタリア語、チェコ語、スロヴァキア語、ロシア語、中国語で発売される。
・Bruno Fadutti:Smiley Face
GameLink 5号、アークライトから発売
アークライトは9日、ボードゲーム情報誌『GameLink(ゲームリンク)』の5号を発売した。サイズがコンパクトになり、お値段も下がって2730円。しかし内容は前号にも増して充実している。
特集は『電力会社』の作者でエキセントリックなゲームの帝王、フリードマン・フリーゼ。付録にはフリードマン作のカードゲーム『フォッペン(1995年)』と、『電力会社』追加発電所、またアークライトのオリジナルゲーム『ばるば★ろっさ』のプロモーションカードが入っている。その他『究極の人狼』や『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』のリプレイ記事、各種連載記事など目が離せない情報満載。
私も「ドイツゲーム事情」という連載で今回はネットやリアル社会と融合するボードゲームを取り上げたので興味のある方はぜひどうぞ。
『GameLink』は池田康隆氏によって昨年10月に創刊された本格情報誌。創刊1周年を機に、発売元がシュートザムーンからアークライトに変わり、季刊から隔月刊に変わることになっている。
・GameLink公式サイト