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アンケート:銀行係

Q.44:カードなどのやりとりは銀行係を通していますか?(2011年3月)

A.必ず通している 22票(17%)
B.気がついた時だけ 39票(29%)
C.各自が自分で 71票(54%)

ゲームのお金、カード、コマなどを支払うとき、1人が「銀行係」となって枚数・個数を確認することで、公平にゲームを進めることができます。これは決してイカサマ防止ではなく、数え間違いをなくすことが狙いです(もっとも、故意かそうでないかは見分けがつかないものですが)。
3月のアンケートでは、銀行係をゲームに導入しているかを伺いました。その結果、導入している人は半数以下にとどまり、特に必ず導入しているという方は2割以下でした。各自の良心と注意に任せている方のほうが多いようです。
オープンのサークルで、あまり知らない人と遊ぶ場合か、自宅ゲーム会などで、仲間と遊ぶときでは、このあたりの対応も分かれそうです。オープンのサークルによく参加する方は、銀行係の導入を提案してみてはいかがでしょうか。よりスムーズに、みんな気持ちよくゲームを進めることができるでしょう。
4月のアンケートは、情報誌GameLinkの購読状況です。2009年に創刊され、今月で8号が発売される国内唯一の定期情報誌を、みなさんはどれくらい購読なさっているでしょうか。もっとも近いものをお答え下さい。

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日本ボードゲーム大賞2010に『キャット&チョコレート』

NPO法人ゆうもあは本日、2010年の日本ボードゲーム大賞を発表した。全国412名の愛好者による投票で1位に選ばれたのは『キャット&チョコレート』。国産・海外産に限定しない投票になって3年目、初めて国産ゲームが選ばれたほか、上位を日本語版が独占した。
『キャット&チョコレート』は、幽霊屋敷に迷い込んだプレイヤーが、手札のアイテムカードを駆使してアクシデントを回避するカードゲーム。タイトルのように「ネコ」や「チョコレート」で絶体絶命のピンチを脱出するには、自由な発想とプレゼンテーション力が試される。というのも、回避できたかどうかを判断するのはほかのプレイヤーだからだ。会話と笑いが盛り上がるコミュニケーションゲームである。
TGW:キャット&チョコレート
Amazon.co.jp:キャット&チョコレート
2位の『電力会社』とは80ポイント以上の大差がついた。これまでの国産ゲームでは2009年が『どうぶつしょうぎ』の5位、2008年が『お先に失礼しま〜す』(オリジナルはフランス)の8位が最高。
2位以下は『電力会社』『レースフォーザギャラクシー』『ル・アーブル』『サンダーストーン』『ギフトトラップ』と海外ゲームの日本語版が並んだ。これによって、日本語訳付き海外ゲームは『フレスコ』の7位が最高となっている。
投票部門と並んで発表された選考部門の「ゆうもあ賞」は、『インジーニアス』『ギフトトラップ』『ドラゴンディエゴ』の3タイトルがノミネートされたが、今年は該当なしになっている。
【日本ボードゲーム大賞2010】
1位:キャット&チョコレート(川上亮 / Qvinta Essentia)350pt.
2位:電力会社※(F.フリーゼ / アークライト)269pt.
3位:レース・フォー・ザ・ギャラクシー※(T.リーマン / ホビージャパン)260pt.
4位:ル・アーブル※(U.ローゼンベルク / ホビージャパン)193pt.
5位:サンダーストーン※(M.エリオット / アークライト)169pt.
6位:ギフトトラップ※(N.ケレット / アークライト)
7位:フレスコ(Fresco / M.ルスコウスキ、M.ズーセルベック / クイーンゲームズ)
8位:ウボンゴ3D(Ubongo 3D / G.レヒトマン / コスモス)
9位:倉庫の街(Die Speicherstadt / S.フェルト / エガートシュピーレ)
10位:ばるば★ろっさ(吉澤淳郎 / アークライト)
【同ゆうもあ賞】
ノミネート:インジーニアス※(R.クニツィア / ホビージャパン)
  〃  :ギフトトラップ※(N.ケレット / アークライト)
  〃  :ドラゴンディエゴ(Diego Drachenzahn / M.ルートヴィヒ / ハバ)
※日本語版
世界のボードゲームを広める会ゆうもあ:日本ボードゲーム大賞2010結果発表!
〃:日本ボードゲーム大賞2010 ゆうもあ賞