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BARBAROSSA、12/11限定発売

アークライトは12月11日、デッキ構築カードゲーム『ばるば★ろっさ』の実写版『BARBAROSSA(バルバロッサ)』を1000個限定で発売する。2〜5人用、12歳以上、60分、5,250円。
同社が今年6月に発売した『ばるば★ろっさ』と同じ内容で、第二次世界大戦におけるドイツ軍のソビエト連邦への侵攻作戦がテーマ。プレイヤーはドイツ軍指揮官となり、他のプレイヤーたちよりも大きな戦功を挙げるために競い合う。自軍の戦力となる自身のデッキを強化して、さらにカードを取得。ソビエト連邦の都市の陥落を狙う。
『ばるば★ろっさ』は萌え絵の女の子で占められていたが、実写版ではグランドパワー(株式会社ガリレオ出版)提供の写真を採用。プレイが進むにつれて、リアルなドイツ軍団がテーブルの上に展開される。また、同じカードでも、複数の写真バリエーションがあるカードもあり、写真点数は70点を超える。『ばるば★ろっさ』によるプロモカード、新規カードも追加される。
デッキ構築カードゲームに興味はあるけど、萌え絵のアニメキャラは苦手という方はチェックしてみよう。
また同社は『ばるば★ろっさ』の続編として『える★あらめいん』も12月18日に発売する。「砂漠の狐」ことドイツ軍の名将エルウィン・ロンメルの司令官として、敗走するイタリア軍を救済し、軍港都市エル・アラメインを目指す。2〜5人用、12歳以上、90分、4200円。
アークライト:ばるば★ろっさ公式サイト

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山形自宅ゲーム会

ドイツ帰国後初のゲーム会。同行した神尾さんと、ぽちょむきんすたーさんをお迎えし、エッセンの新作を中心に遊んだ。
トロワ(Troyes)
『世界の七不思議』に次いで、エッセン国際ゲーム祭の人気アンケートで2位になったベルギーのゲーム。ワーカープレイスメントで得られたダイスを振って、収入を得たり、大聖堂を建設したり、外敵を倒したり、特殊能力を使ったりする。外敵は放っておくと全員に危害を及ぼす上、どんどん増えていくので、適度に協力して倒していかなければいけないところが新機軸。特殊能力のコンボで税金を巻き上げたものの、地道に外敵を倒してきたぽちょむきんすたーさんに1点及ばず。特殊能力や外敵は毎回変わるのと、もう1ラウンドあったらいいなというくらいの短さでリプレイアビリティが高い。
グラン・クリュ(Grand Cru)
木箱入り50ユーロの記念版も出たエッガートシュピーレの新作。ブドウ畑を育て、ブドウを収穫し、ワインを醸造して売る。最初の資金は全て借金で、毎年利子を支払わなければならないという設定がいやらしい。ゲームは誰かが収穫を終えるとラウンド終了となり、借金を完済するとゲーム終了なので、常に他の人の動向を見て行動しなければならないヒリヒリする内容だった。神尾さんや私が最高級品種をじっくり寝かせている間に、ぽちょむきんすたーさんがさっさと収穫し、一気に借金を返して1位。
レース・フォー・ザ・ギャラクシー(Race for the Galaxy)
日本語版が発売された記念にプレイ。カード名が日本語なので、効果とマッチしていることが分かって(「投資信託」で建物が安く作れるとか)楽しかった。特殊効果がテキストで書かれたカードも、すぐ分かってよい。初期手札は軍事国家だったが、レアアースがやたら来るので方針変更。でも溜まりに溜まった軍事力がもったいなくて、5枚探査とかしているうちにぽちょむきんすたーさんに1点抜かれていた。
トリックマイスター(Stichmeister)
みんなが1枚ずつルールカードを出して毎回ルール変更されるトリックテイキング。全員数字の切り札を出して切り札のインフレが起きたり、最下位は得点2倍なのにマイナス点だったりと奇想天外の展開に笑いが絶えない。トリックテイク好きの定番になりそうな逸品。
ひつじのショーン:野菜サッカー(Shaun der Schaf: Gemüsefußball)
最後に軽く。やはりシュート成功率はものすごく低く、3人合計15本中3本しか入らなかった。強くはじけば跳ね返り、弱く弾けば途中で止まる。これはほんとうに子供ゲームなのだろうか。