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魚市場(Frutti di Mare)

腐る寸前が旨いとか

ウニ、タコ、カキ、ムール貝、エビ―5種類の「海のフルーツ」の相場を上げ下げして、自分が出したカードで儲けるカードゲーム。
50〜0まで価格カードの下に魚介類のお皿を置き、手札を7枚ずつ配ってスタート。自分の番にはカードを1枚出し、その魚介類の価格を1つ上げる。ほかの魚介類は押し出されて1つずつ価格が下がる。
上がるばかりではない。一番高い魚介類のカードを出すと価格は0に暴落。食あたりでもあったのか。もうこれ以上、上げたくも下げたくもないと思ったらパスする。もちろん、その後でほかの人がカードを出せば、価格はさらに変動していく。
こうして全員がパスするか、手札を出し終えたら、最終的な価格に応じて得点計算。出したか否かを問わず、最初に配られた7枚の手札が得点源である。得点計算が終わったら、次のラウンドを行い、3ラウンドの合計で勝敗を競う。
手札は同じでも、カードを出す順番によって、またパスするタイミングによって結果は大きく変わる。ほかの人の動向を見て、自分が多く持っているカードが高止まりするようコントロールしなければならない。最高価格になると暴落しまいかとヒヤヒヤ。
「タコ!」「タコ最高値!」「そしてタコ暴落!」同じカードが続くとテンションが上がる。暴落のリスクを避けたり、一度暴落させて復活を狙ったりしていたら低値止まりの連発で最下位。1位は漁夫の利を誘導して大儲けしたふうかさん。魚介類はどれも顔がついていて笑っているのがまた何ともコミカルでおかしい。
Frutti di Mare
S.ルキアーニ/ピアトニク(2009年)
2〜6人用/6歳以上/20分
ゲームストアバネスト:魚市場
ふうかのボードゲーム日記:魚市場

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アークライト、同人作品の委託販売を開始

アークライトは今月28日に開かれるテーブルゲームフェスティバル2010Fにおいて、一般ブース出展者に同人作品などの委託販売を案内した。全国250店舗の取引先をもつアークライト物流部が、製作者から製品を預かり、受注から出荷を受け持つ。
製作者は一定数量の製品をアークライトに委託する。アークライトでは全国のショップへ商品の案内を送り、受注・出荷。毎月末に販売個数を集約し、その個数分の代金を支払う。代金は、予め決められた標準売価から、販売手数料(30%〜)を差し引いた金額となる。
JANコードがない製品については、アークライトのコードで発給・添付できる。そのほか、商標を侵害しない商品名、均一な品質、運搬に耐える外装など、製品流通で定められた条件がある。
申し込みはテーブルゲームフェスティバル2010Fで開設されるアークライト物流部のコーナーで受け付ける。サンプル1個と受付票の記入が必要。
これまでの同人ゲームは、ショップへの連絡や送料負担がネックとなり、ゲームマーケットやテーブルゲームフェスティバルの売り切りが基本となっていた。そのため、製作個数も限定され、高めの価格設定も招いていたが、このサービスの開始で、流通面・価格面での改善が期待される。