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アンケート:購入量の変化

Q.45:ボードゲームを購入する量は以前と比べて…(2011年5月)

A.増えている 54票(26%)
B.横ばい 57票(27%)
C.減っている 97票(47%)

ショップ・日本語版・輸入アイテムの数が近年とみに増加しています。これはボードゲーム人口の増加が背景にあると考えられますが、従来の愛好者の購入量はどうなっているかお尋ねしました。
その結果、約半数の方が「減っている」と回答。増えている人は4分の1に留まっています。収納スペースに限界が来た、お気に入りを見つけてパワープレイに切り替わった、最近目を引くアイテムがないなど、個別にはいろいろな理由があると思いますが、全体としてはボードゲームの大衆化の一環として捉えることができそうです。
愛好者の裾野が広がるにつれて、ロングテール=少し買って長く遊ぶ層が増えていると見られます。ボードゲーム人口の区分B「評価の定まったものを決め打ちで買う人」がこれにあたり、区分C「評価がよくわかんなくてもとりあえず買う人」はその割に一定で増加しません。「評価の定まったもの」として、日本語版がどんどん発売されているのもこの傾向を後押しします。今や、日本語版だけでこの趣味は成り立つまでになっています。
6月のアンケートは、ゲームマーケットで注目しているものについてです。12日に浅草で開かれるゲームマーケットでは、同人サークルも輸入ショップもこぞって新アイテムを出展し、ゲームマーケット終了後も流通してボードゲームシーンが賑わいます。みなさんが注目しているのは、同人ゲーム、輸入ゲームのどちらでしょうか。それとも全国の愛好者との再会でしょうか。択一ではないと思いますが、一番近いと思うものをお答え下さい。

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ライクワイズ(Likewise!)

ニアミス連発
『フラッシュ』という手軽なコミュニケーションゲームがある。お題から連想するものを8つ書いて、同じ答えを書いた人の分だけ得点になるというもので、紙と鉛筆さえあれば楽しめるものだ。このゲームは、そのお題を、形容詞+名詞のカードでランダムに生成してひねりのきいたものにする。
形容詞カードと名詞カードを1枚ずつ引いて並べる。例えば「奇妙な」「アクセサリー」というようなお題ができる。制限時間内に、お題から連想される答えを1つずつ書いて一斉公開。最多数だった人たちに得点が入る。
形容詞が入ることで回答が絞られるかに見えて、その形容詞の捉え方に微妙な差があるために回答がずれるのが楽しい。「奇妙な」「アクセサリー」では「ピアス」「へそピアス」「舌ピアス」などの回答が出るなどニアミスが続き、7人中2人が一致すれば多数派という状況だった。確実に誰かと回答を合わせた神尾さんの勝利。
Likewise!
作者不明/バッファローゲームズ(Buffalo Games, 2008年)
3〜6人用/12歳以上/35分
国内未発売