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ドロッセルマイヤーズ、オリジナル作品を発表

東京・中野のボードゲーム専門店ドロッセルマイヤーズは11月27日、新作オリジナルゲーム『アダムとイヴ』を発売する。2人用、10歳以上、5〜30分、2,800円。
ドロッセルマイヤーズ店長で元スクエア・エニックス社プロデューサー、ポッドキャスト「ボードゲームおっぱい」ではバブル大佐でも知られる渡辺範明氏のデザイン。奥様で文筆家の真城七子氏が原案、宇佐美詠子がアートディレクションを担当している。
男女二人の協力プレイによる心理洞察ゲームで、2人のプレイヤーが互いに相手の気持ちを察し、不自由な制約の中で積極的に気持ちを伝えコミュニケーションの糸口を探っていく。男女2人のペアでプレイすれば、様々な人間模様、悲喜劇、もしかしたらロマンスも起こるかもしれない。
ドロッセルマイヤーズは、R.クニツィアの『モダンアート』をリメイクし、『Stamps』を制作している。古典を新作に生まれ変わらせることに成功した同店は、この作品で「新しい古典」をコンセプトにする。「新しい遊びを提供しながらも、プレイ感としては古典ゲームのそれに近いもの。ドイツゲーム文脈の現代的潮流からは外れるかもしれませんが、ある意味ではもっと根源的で、ベーシックなものを目指します」という。
ドロッセルマイヤーズブログ:初の完全オリジナルゲーム作品『アダムとイヴ』発表
アダムとイヴ

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『グラフィティ』日本語版、本日発売

ホビージャパンは本日、みんなで絵を描いてひとりが当てるお絵描きゲーム『グラフィティ』日本語版を発売した。3〜6人用、12歳以上、30分、5,040円。
2007年に発売された作品が、日本のボードゲームシーンの盛り上がりを受けて日本語化された。制限時間内にみんな同時に絵を描き、ひとりがみんなの絵を見て、何を書いたか当てる。見事当たれば得点。お題は「かんたん」と「むずかしい」のどちらかが選べるが、いずれも一筋縄ではいかないものばかり。でも、複数の絵を見ることで答えが何となく浮かび上がってくるから不思議だ。
絵を描いたほうは、珍回答に笑っていられない。回答者はは自分の好みで、一番上手で、独創的で、おかしい絵に得点を与える。そして、どの絵を誰が描いたか当てなければならない。当たれば親の得点、外れれば子の得点。このため、毎回画風を工夫して描かなければならない。
スライドすれば絵が消え何回でも描けるボードに、難易度が選べる200枚のお題カードは全て日本語ローカライズ済み。難易度を変えれば、大人も子供も楽しめる。「むずかしい」のほうにはアダルトなお題も。男女まじえて遊ぶのも盛り上がるだろう。
ホビージャパンゲームブログ:ロックはバディ・ホリーで終わったんだ。『グラフィティ【日本語版】』
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グラフィティ日本語版