Posted in 国内ニュース

『タケノコ』日本語版発売

ホビージャパンは11月26日、A.ボザの新作ボードゲーム『タケノコ(Takenoko)』日本語版を発売した。2〜4人用、13歳以上、45分、5,250円。
今年のボードゲーム賞を総なめにしている『世界の七不思議』のデザイナー、A.ボザの作品。独英仏蘭西の多言語版で発売され、外国語版が単独で発売されたのは日本のみとなっている。
舞台は日本。中国の皇帝から日本の帝に、パンダが贈られた。プレイヤーは臣下となって、パンダの世話をしなければならない。土地を耕し、灌漑し、庭師の手を借りて3種類の竹(緑、黄、桃)を育てる。柔らかくおいしい竹を求めるパンダの食欲は猛烈で、これに応えるのは至難の業。繊細なパンダに竹を与え、土地をうまく管理し、理想的な竹林を作り上げた人が勝利する。
パンダと庭師の彩色済みフィギュアや、節ごとに分かれている積み重ね式の竹のコマなど、コンポーネントも美しい。

Posted in 国内ニュース

アナログゲーム売れ筋に『カタンの開拓者たち』

本日の朝日新聞の別冊「be on Saturday」にアナログゲームのランキングが掲載された。「beランキング」のページにある売れ筋拝見コーナーで、10月の東急ハンズ全店の売上数によるランキング。
東日本大震災後、家族や身近な人との絆を大切にしたいという志向が強まり、ブライダル関連産業が活況を呈し、鍋やこたつなど家族みんなで使うグッズが売れている。さらに「節電」の要素も加わり、アナログゲームは改めて勝ちが見直されているという。
ランキング1位は『UNO』、以下『ジェンガ』、『番犬ガオガオ』、『黒ひげ危機一発』と続いて5位に『カタンの開拓者たち携帯キャリーケース版』がランクイン。6位が『マグネットオセロ』、7位が『ツイスター』だから、決してメジャーではない『カタンの開拓者たち』の健闘ぶりが伺える。ボードゲームなのに、カードゲーム並みの価格で買えるのも売上数アップにつながったと見られる。
朝日新聞beランキングは、昨年の12月に「わたしの好きなボードゲームランキング」を行なっており、そのときの1位は『オセロ』だった。