アラカルトカードゲーム賞2011も『世界の七不思議』
ドイツのボードゲーム専門誌『フェアプレイ』編集部は26日、今年のアラカルトカードゲーム賞を発表した。ジャーナリスト、コレクター、熟練プレイヤー50名の投票によって選ばれた今年のベストカードゲームは『世界の七不思議』。今年新設されたドイツ年間エキスパートゲーム大賞、ドイツゲーム賞1位に加えてアラカルトカードゲーム賞を受賞し、『ドミニオン』以来の史上2度目の三冠を達成した。
2位には変態トリックテイキングゲームの『トリックマイスター』、3位には入札で票を集め教皇を狙う『1655教皇選出』が選ばれた。
【アラカルトカードゲーム賞2011】
1位:世界の七不思議(7 Wonders / レポスプロダクション)
2位:トリックマイスター(Stich-Meister / アミーゴ)
3位:1655 教皇選出(1655 Habemus Papam / DDD出版)
4位:サンダーストーン(Thunderstone / ペガサス)
5位:大聖堂カードゲーム(Die Säulen der Erde – Das Kartenspiel / コスモス)
6位:ハギス(Haggis / インディーボード&カード・バンブス)
7位:ビブリオス(Biblios / イエロ)
8位:セベク(Sobek / ゲームワークス)
9位:ゴールド(Gold! / アバクスシュピーレ)
10位:カタンの開拓者たち(新)カードゲーム(Die Siedler von Catan – Das schnelle Kartenspiel / コスモス)
・Fairplay Online:À la Carte Preis 2011
IGA2011は『世界の七不思議』
国際ゲーマーズ賞(International Gamers Awards)選考委員会は本日、今年の大賞作品を発表した。「一般ストラテジー部門」で11タイトル、「2人用ストラテジー部門」で5タイトルのノミネートが先月発表され、その中から最終投票で大賞に選ばれたのは『世界の七不思議』と『数エーカーの雪』だった。
『世界の七不思議』について選考委員会は、「古代文明を建造する興奮と挑戦をミックスしたスピーディーなカードゲームで、フリークからファミリーまで遊べる」、『数エーカーの雪』については「激しくてスピーディだが、世界の運命を決める決断がたくさんある」と評している。『数エーカーの雪』の作者M.ワレス氏は、一般ストラテジー部門でこれまで『蒸気の時代』『産業の時代』で受賞している。
『世界の七不思議』は今年新設されたドイツ年間エキスパートゲーム大賞、ドイツゲーム賞、アラカルトゲーム賞で三冠を達成し、さらに国際ゲーマーズ賞を受賞したことで、『ドミニオン』を超える史上最多受賞となった。
【国際ゲーマーズ賞2011】
(一般ストラテジー部門)
・世界の七不思議(7 Wonders / A.ボザ)
(2人用ストラテジー部門)
・数エーカーの雪(A Few Acres of Snow / M.ワレス)
・International Gamers Awards:2011 Winners