Posted in ルール

5秒ルール(5 Second Rule)

慌てて思いつかず
日本では床に落ちた食べ物を拾って食べれる決まりとして広く(?)知られている5秒ルール。しかしアメリカでは、塔からボールが落ちるまでの5秒間に、お題に合うものを3つ答えるゲームである。5秒は一瞬、脳みそフル回転で答えきりたい。
親がお題カードを引いて、発表したらすぐ塔を逆さまにする。となりの人はボールが落ちるまでに、お題に合うものを3つ答える。答えられればポイント。答えられないと、引き続きさらに次の人になる。
その次の人は、前の人が回答している間に考えることができるが、前の人が言った答えはもう言えないというキツイ縛りがある。こうして1周して誰も3つ答えられなかったら、親のポイントとなる。
お題は「ディスカウントショップ」「女性スポーツ選手」「昼間のバラエティ番組」など。プレッシャーとの勝負である。2つまでは一気に出るがあと1つが出てこない。そんなプレッシャーをふうかさんが跳ね返して勝利。「女性スポーツ選手」でkarokuさんが慌てて「安達祐実」と答えたのが笑った(福原愛と答えたかった模様)。
5 Second Rule
作者不明/パッチ・プロダクツ(Patch Products、2010年)
3人以上/10歳以上/15分

Posted in 国内ニュース

メビウスゲームズ、『ミッドナイトパーティ』日本語版を発売

メビウスゲームズは19日、『ミッドナイトパーティ(Mitternachtsparty)』日本語版を発売した。W.クラマー作、2〜8人用、8歳以上、20〜30分、3200円。小さい子供でも遊べ、人数の幅も広く、時間も長くないので遊ぶ機会が多いゲームが、安定して入手できるようになる。
お城のパーティに招待されたお客を、オバケに捕まらないように部屋に逃がすパニックゲーム。サイコロを振って、出た目だけ自分のコマを進めるが、オバケの目が出るとオバケが3歩進む。オバケは地下室の奥から出てきて、捕まったお客は地下室に閉じ込められてしまう。その前に、周りにある部屋に逃げ込みたいところだが、各部屋定員は1人だけ。無事に逃げこむことはできるだろうか。
オバケが進む確率は3分の1だが、確率通りにいかないところがポイントで、まったく動かなかったり、いきなり連続で動いたりと、まるで意志をもっているかのよう。また、オバケのコマの中にお客をすっぽりかぶせる仕掛けも楽しい。
初版は1989年にラベンスバーガー社から発売され、ドイツ年間ゲーム大賞の候補作品に選ばれた。その後2003年にアミーゴ社が再版したが、すでに絶版になっている。このたびの日本語版は、絶版の連絡に対してメビウスゲームズが掛け合って実現した。コンポーネントに日本語化する箇所はないが、箱とルールが日本語になって手に取りやすく、遊びやすくなっている。
NPOゆうもあが初心者・キッズ向けに薦めるゆうゲームズに選ばれたこともあるファミリーゲームの定番。探していた方に朗報だ。
メビウスゲームズ:ミッドナイトパーティ