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森の仲間さがし/四匹いるよ(findevier)

ちょっとした推理ゲームである。
10枚のタイルの表裏、計20面に5種類の動物イノシシ、キツネ、ウサギ、フクロウ、ハリネズミが4匹ずつ描かれている。表と裏が同じタイルはない。そこから、カードに指示された動物を4匹全て探すのが目標だ。
森の仲間さがし
4匹全てが隠れている(裏になってる)とは限らない。2匹が表になっていれば残りの2匹、1匹が表になっていれば残りの3匹を探すことになる。探す数だけチップを置いて、見つけたらゲットできる。ちなみにこのチップ、木の枝を輪切りにしたもので森の雰囲気満点である。
見事めくることができれば続けてもう1回。外れれば次の人。4匹目を見つけた人は、チップのほかにカードももらえる。全部見つかったら、次のカードをめくって動物を探す。カードの中から妖精が出てきたらどの動物でも指定できる。カードとチップが1点で、合計の多い人が勝ち。
たった10枚なのに、なかなか覚えきれない。特にハリネズミとイノシシがわざと区別しにくくしているのだろう、よく間違える。でもだんだんと「キツネは2つ連続している」「ハリネズミは1つ飛びになっている」などのパターンをつかむことで当たる確率を上げられる。相対的な位置をパターン化するのはまた別の頭を使う。
子供だけと大人だけでそれぞれ遊んでみたが、間違う頻度は大差なかった。思っていたよりも難しいものである。その分当たったときの喜びは大きい。上級ルールでははじめからチップを持っており、間違ったらチップを払う、当たったらもらうという緊張感あふれるゲームが楽しめる。
findevier
J.ゼメ/シュテフェンシュピーレ(2010年)
2〜6人用/5歳以上/15分
百町森:森の仲間さがし
テンデイズゲームズ:四匹いるよ

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『アグリコラ』WMデッキ(5)

これで最終回である。ズィーマンゲームズによる英語版の発売が4月にアナウンスされた模様だ。日本語版も期待したい。
デッキの使い方は特に説明がないが、各デッキには職業カードが11枚、小さな進歩カードが12枚ずつ入っているので、各自いずれかのデッキを受け取り、その中から職業・進歩カードを7枚ずつ選ぶか、ランダムに引くかして使うとよいだろう。
α(アルファ)デッキ訳
β(ベータ)デッキ訳
γ(ガンマ)デッキ訳
δ(デルタ)デッキ訳
・ε(イプシロン)デッキ訳(下記)

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